訓練生日記【ОРЗУ КЕЛАЖАК】vol.1~2022年度4次隊 川元 霞さん~

【写真】川元 霞さん隊次:2022年度4次隊 派遣予定国:ウズベキスタン 職種:青少年活動
川元 霞さん

3年越しの夢が叶いました!

訓練所の小部屋はとても快適です

初めまして!2022年度4次隊 青少年活動でウズベキスタン派遣予定の川元 霞です。
私は大学卒業後から昨年度末まで関東圏の英会話教室で講師として勤務し、主に1歳〜18歳までの生徒たちに英語を教えてきました。この経験を活かして、ウズベキスタン日本センターで日本にもっと興味を持ってもらえるような日本文化を伝える活動を行う予定です。

私が協力隊に興味を持ったのは大学時代に訪れたベトナム北部の小さな村での活動がきっかけでした。私はその村でゴミが道端に捨てられたままの状態に衝撃を受け、同時に活動日数が短かったことで一時的なごみ拾いしかできなかったことに悔しさを感じ、国際協力は現地の人たちと時間をかけて話し合い、継続的に活動することが大切だと気づきました。そして国際協力について調べていく中で協力隊に辿り着き、講師としての経験を積んでから応募するに至りました。

ここまでも平坦な道のりではありませんでした。私は5回目の応募で2020年度2次隊として合格しましたが、新型コロナウイルスの影響で1度白紙となってしまいました。この3年間は何度も協力隊を諦めようかと考えましたが、ここまで来ることができたのは家族や友人をはじめ、職場の同僚、SNSで繋がっていた同じ境遇の候補生やOVの皆様と繋がっていたおかげです。3年間私が周りから助けてもらったように、これから協力隊に志願する人たちに向けて情報を発信していきたいと思い、この訓練生日記を書こうと決めました。この日記を通して少しでも今までの恩返しができればと思っています。

Ассалому алайкум!(アッサロームアレイクム!)

すぐに見返せるように試行錯誤して作っています

私の訓練言語はウズベク語で、この隊次では私1人だけのクラスです。最初は「他のクラスいいなあ・・・私もクラスメイト欲しかったなあ・・・。」と心細く感じていましたが、いざ始まってみると私のペースで進んでいるので、今では1人クラスはとても贅沢で、むしろラッキーだったと思っています。

3年前に合格してからウズベク語を少しずつ勉強していましたが、いざネイティブの先生との授業が始まると、実際の会話の難しさを日々痛感しています。私は他言語でも単語を覚えることが苦手なので、授業中に思い出せなくて苦戦することが多々あります。先生は私の苦手な部分をよく知っているので、私が覚えられるように別のプリントを作成して繰り返し練習できるようにしてくれています。

ウズベク語は市販の単語帳が存在しないので、先生からのアドバイスで写真のように単語リストを作っています。授業で出てくる単語を日々書き溜めて、私オリジナルの単語帳になっていく過程が楽しいです。

駒ヶ根の冬を楽しんでいます♪

初めて積もった日に訓練生で作った雪だるまと冷凍みかんです

1月末頃から雪が降り始め、駒ヶ根に雪が降り積もりました。今年は例年より積雪が少ないそうですが、今まで雪で遊んだ経験が少ない私は感動しました。最初に積もった1月末に訓練生同士で雪遊びをしました。外で冷凍みかんを作ったり、雪だるまを作ったり、濡れたタオルを振り回して凍らせる等普段できないことを楽しむことができました。この景色と遊びを楽しむことができるのは4次隊だけの特権です。

駒ヶ根は自然が豊かで、訓練所内の景色も自然に囲まれて綺麗なので、休日は訓練所の周りを散歩しています。自然のおかげでリフレッシュできるので、平日も頑張れます。