訓練生日記【Vamos começar!】vol.1~2022年度3次隊 德増 愛華さん~

【写真】德増 愛華さん隊次:2022年度3次隊 派遣予定国:ブラジル 職種:ソフトボール
德増 愛華さん

Bom dia! はじめまして!

派遣国も職種も年齢も違う生活班のメンバー!

2022年度3次隊でブラジルにソフトボール隊員として派遣予定の德増 愛華(とくます あいか)です。前職ではメーカーでマーケティングの業務をしていましたが、退職して訓練に参加しています。「様々な環境の子供達が、環境に関わらずスポーツをできる世界になったらいいな!」という思いを持って、協力隊への参加を決めました。

「協力隊ってアフリカに行くんじゃないの…?」「協力隊ってスポーツの職種もあるの…?」私が協力隊参加するにあたって、たくさんの人に質問されたことです。
アフリカ以外もありますよ〜!スポーツの職種もあります!!!特に駒ヶ根訓練所は、南米・中南米に派遣される隊員が多く集まります。
2022年度3次隊の駒ヶ根訓練所の訓練生66人のうち13人がスポーツの職種で派遣予定です。もっと協力隊には色々な派遣国、職種があることを知ってほしい!と思い、この訓練生日記を書こうと決めました。

朝6時、野球の練習から始まる1日

訓練所のグラウンドで朝練!

タイトルから見たらどんだけハードな生活!となるかもしれませんが…これは訓練生の中からやろうよ!と声をかけて始まりました。平日は朝6時から1時間野球・ソフトボールの練習から1日が始まります。
メニューや練習内容、実施日は様々。日替わりでリーダーを回していき、そのリーダーが練習日・練習内容を考えて練習を回していきます。野球・ソフトボール隊員の中には私を含め指導未経験者が複数人いるため、指導未経験者がリーダーを担当し、指導経験者がサポートやアドバイスをくれます。

現地で教えることを想定しながら実施するため、この練習現地でも使えそう!こういう伝え方をしたらいいのか!と日々色々なことに気づくことができます。
野球・ソフトボール隊員だけでなく、朝身体を動かしたい人や野球をやってみたい人も参加するので、いつもワイワイと楽しくやっており、私自身もリフレッシュできる時間です。

苦手な語学と向き合う日々

見えるところに動詞の活用を…

訓練中はたいてい1日5コマ、約5時間の語学授業があります。ブラジル派遣予定の私は、ポルトガル語を学びます。
私は語学が大大大大大の苦手です。語学の勉強が嫌すぎて理系に進んだくらい苦手です。(笑)
毎日の授業終了後は気絶しそうなぐらい頭がパンパン、さらには日々の宿題、毎週実施されるテストに追われる毎日。私にとって決して楽ではなく、毎日ヘロヘロになっています。

大変な毎日だけど、自分でも驚くことに前向きに勉強に取り組むことはできています。それは、様々な工夫をしながら楽しく授業を教えてくれる先生と、一生懸命勉強している他の訓練生のおかげです。

18時の夕食を食べ終わってから、「よし、今から勉強頑張ろう!」と声をかけてくれたり、夜22時になっても語学教室で自習を頑張っている訓練生がいたり、ブラジル派遣予定のみんなで夜集まってポルトガル語を話す練習をしたり…。周りの訓練生にたくさんの刺激を受ける環境だから、「よし私ももう少し頑張ろう!」と前を向けます。
まだまだ語学習得への道のりは長いですが、楽しみながら勉強に励んでいきたいです!