訓練生インタビューvol.6 ~2021年度1次隊 石井理紗子さん~【周りの力で乗り越えた1年】

【写真】石井 理紗子さん隊次:2021年度1次隊 派遣予定国:ルワンダ共和国 職種:小学校教育
石井 理紗子さん

JICA海外協力隊に参加した経緯を教えてください。

私が小学5年生の始業式で、新任の先生達がステージに登壇して挨拶するんですが、その内の一人の先生が全然わからない言葉で5分間話し続けて「なんなんだろう、この人」って思っていました。詳しくその人の話を聞いてみると海外協力隊員としてネパールに行かれていた先生で、当時の私は自分のコミュニティー以外に目を向けることがありませんでした。その先生が、ネパールや協力隊のことを教えてくれたことで私の世界が広がりました。私自身の経験も子供の成長につながるならと思い、青年海外協力隊に応募しました。

応募時に不安だったことは何ですか?

現職参加ということで仕事との両立の面で苦労しました。協力隊の試験に向けてだけの勉強をできる時間はなかったのですが、初めて赴任した学校に着任した時から青年海外協力隊に参加したいと周りに伝えていたので、色々な面でサポートしてくれました。学校自体も協力的で、「経験したことや協力隊で知ったことを学校に還元してね」と言ってくれました。

コロナの影響で派遣が延期され、連絡がくるまでどうでしたか?

モチベーションを保つのが難しかったですが、周りの人にコロナが収まったら海外行けたらいいねと言われていたので、なんとしてでも任地に行って学校に戻ってきたいと思っていました。周りの人のおかげでこの一年間頑張れました。

駒ヶ根訓練所での訓練生活はどうですか?

自主講座でのダンス指導の様子

今回の隊次はすごく人数が少ないので、少人数ならではの「つながりの濃さ」が育まれています。それぞれの個性を知る機会があります。普段、語学教室にいるときは勉強モードになるのですが、たまに談話室や浴室で仲間と一緒になったりするときに、自分の気になっていることを同じ熱量で話たりすることができます。そういったことが訓練所の魅力だと思いました。

任国での活動を教えてください。

主に、ルワンダの小学校で図工の指導カリキュラムを作成し、先生方へのワークショップを行う予定です。ルワンダは、IC T教育を日本より進んで取り入れていて、理数科教育に力を入れています。その一方で、子供の心の成長に必要な、図工・体育・音楽などの良さや、日本の教育の良いところも現地の人に伝えられたらいいなと思っています。また、現職参加ということで、日本の子供たちとルワンダの子供たちをリモートで繋ぎ、一つの作品を共同制作したいなと思っています。2年間を終え、日本の埼玉県に戻り、少しでも子どもたちにルワンダだけでなく世界の良さや視野を広げられるような教育活動をやりたいと思います。