訓練生インタビューvol.7 ~2021年度1次隊 伊藤隼人さん~【世界が平和になるために】

【写真】伊藤 隼人さん隊次:2021年度1次隊 派遣予定国:ルワンダ共和国 職種:体育
伊藤 隼人さん

JICA海外協力隊に参加した経緯を教えてください。

一番のきっかけは中学1年生の時に起こった東日本大震災でした。当時、テレビで見て衝撃を受け、地元が遠くても何か協力したいなと思い、募金活動をしていました。しかし当時は、両親のお金で募金をしていることがなんだか悔しく、大学生になり実際に復興支援インターンに1ヶ月参加したことで、現地に行かないとわからないことがあると思いました。そのことがきっかけで、色々な世界を自分の目で見て肌で感じ、支援が必要な場所で活動したいと協力隊の参加を決意しました。

コロナの影響で派遣が延期され、連絡がくるまでどうでしたか?

海外協力隊派遣の話が新型コロナウイルスの影響でストップしましたが、待機中に現地へ行きたい気持ちがさらに強まり、自分を成長させるために何ができるかと考え行動していました。

駒ヶ根訓練所での訓練生活はどうですか?

自主講座での集団行動演技指導

訓練生活は、すべてが楽しいです。できないことがあったとしても、どうすればできるようになるのか、そしてそれを乗り越えれば一歩成長できる!と思いワクワクしていました。訓練中、あまり外出できない期間もありましたが、ここでしか出会えない人たちと出会い、共に生活できていることが何よりもの学びで、本当に楽しいです。

任国での活動を教えてください。

現地での活動内容は、教員養成校に派遣され体育の指導や授業作りなどを行う予定です。活動以外の抱負は、一人でも多くの友達を作りたいです。すぐに何かをするのではなく、まずは現地に溶け込み、共に生活する人たちと心の部分で繋がりたいと思っています。

帰国後の展望を教えてください。

将来的には、私の経験を子供達に伝える仕事をしたいです。でも帰ってきたらまず、世界一周をしたいなと思っています。誰もが手を取り合える平和な世界を、この手で作るために自分に何ができるのかを考えて、これからも行動していきたいです。