訓練生インタビューvol.10 ~2021年度2次隊 越智研一さん~【こんな自分でも人の役に立てる】

【写真】越智 研一 さん隊次:2021年度2次隊 派遣予定国:ガーナ共和国 職種:小学校教育
越智 研一 さん

JICA海外協力隊に参加した経緯を教えてく ださい。

応募するきっかけは、大学2年生の時に学校教育のプログラムで、カンボジアに行き活動をしたのですが、活動の最後に日本語の手紙を子供たちからもらい、「こんな自分でも人の役に立てる」と感じることができました。そこから海外に興味がでて、愛媛県でJICAの国際協力推進員をやっているOBの方に出会い、協力隊を勧めてもらってからトントントンと来た感じです。

応募時に不安だったことは何ですか。

実は、僕は辛いものが食べられないのです!なので、辛いものが多い地域には行きたくないなぁと思っていたのですが、任地はめちゃくちゃ辛いものが多いらしく…そこが不安ですが、それぐらいです。新型コロナの影響で派遣が伸びたこの1年間も楽しかったです。特別支援学校、特別派遣前訓練、不動産屋でのアルバイト、色々な経験を積めたことが素晴らしく、この1年があったからこそ色々な人と出会うことができました。

駒ヶ根訓練所での訓練生活はどうですか。

訓練生活は楽しいです!ここに住み、集合型訓練を送っているということ自体が良い経験になっていますし、様々なバックグラウンドを持つ同期隊員の方々と、談話室で色々な話をするのが楽しみのひとつです。意外と授業も楽しんでいますよ。あとは、自分が部屋をきれいに保っていることですかね。もっと散らかるかなと思っていましたが、自分は意外と気になる性格だと気付くことができました。

任国での活動を教えてください。

活動内容は、理数科教員として現地の小学校を巡回しながら子供たちに算数・理科を教えたり、先生たちに指導法を伝えたりするような活動を予定しています。帰国後は、昨年の訓練延期中に関わっていた特別支援学校での経験が、すごく自分の中で大きく、世界が広がったと感じているので、もう一度そこに挑戦するのもいいかなと考えています。