訓練生日記【C’est moi!】vol.1~2022年度1次隊 髙須はるなさん~

【写真】髙須 はるなさん隊次:2022年度1次隊 派遣予定国:カメルーン 職種:小学校教育
髙須 はるなさん

~1度きりの自分の人生、やりたいことを全力でやる!~

語学授業中の様子

2022年度1次隊、小学校教育でカメルーンに派遣予定の髙須はるなです。
3月まで静岡県浜松市の公立小学校に勤務していました。大好きな子供たちに別れを告げ、現在はJICA駒ヶ根訓練所で、訓練真っ只中!同じ志を持った仲間と共に、忙しくも充実した毎日を送っています。

さて、先日訓練所の仲間と「どうして海外協力隊を志したか」について語り合う機会がありましたが、理由は十人十色!私が協力隊を志したきっかけは、勤務先の小学校に元協力隊の先生がいたことでした。自分の目で見たこと、感じたこと、経験したことを自分の言葉で子供たちに語るその先生の姿がとってもかっこよかったのです。そして、目を輝かせてその先生の話に聞き入る子供たちの表情が忘れられなかったのです。
「わたしもやりたい!自分の言葉で子供たちに語りたい!」と思いました。「1度きりの自分の人生、やりたいことを全力でやる!」が人生のテーマであるわたしは、参加することをすぐに決めて、応募をしました。そして今、協力隊の訓練生として日々を送っています。

その国でしか触れられない文化、見られない景色、味わえない食べ物、出会えない人たち…全てを全身で感じてきたいと思っています。現地の幼稚園や小学校での活動もとても楽しみです。約2年間の任国での活動を通して、教員としても一人の人としても大きく成長して帰ってくることが目標です!

~フランス語、フランス語、そしてフランス語!~

安全対策講座、ほふく前進練習中!

フランス語の先生&クラスメイトと

14日間のリモート訓練期間を終え、4月26日(火)から駒ヶ根訓練所での訓練生活が始まりました。訓練って一体何をするの?ほふく前進の練習?任国で役立つ護身術?もちろん安全対策や健康管理に関する講座や実技、その他様々な訓練がありますが、最も多くの時間を占めるのは語学訓練です。

訓練生は、任国で活動をするために必要な言語の習得を目指し、朝から晩まで語学の学習を行っています。私が派遣される予定のカメルーンは、フランス語が公用語です。入所前は、「Bonjour!(こんにちは!)」しか知らなかった私が今や「J’ai faim et j’attends le déjeuner avec plaisir!(あ〜お腹すいた。昼ご飯が待ちきれないよ!)」と言えるようになりました。それも、優しく丁寧に教えてくれる先生と励まし合いながら一緒に勉強を頑張っているクラスメイトのおかげです。

最近語学クラスでは、スクワットをしながらフランス語で数字をいうゲームが流行中。毎日筋肉痛ですが、大きい数まですらすらと言えるようになってきました。また、食べ物の言い方を覚えるために毎日の食事をフランス語で紹介する動画を撮影し、SNSにアップしています。「食べ物に関する単語なら私に任せて!」と言えるほどになりました。語学クラスの先生の口癖は「フランス語、フランス語、そしてフランス語!」おかげで、寝ても覚めてもフランス語。片時もフランス語が頭から離れることはありません。なんとこの前、フランス語の勉強をしている夢を見てしまったくらいです。
この調子で、残りの訓練期間も語学の学習に一生懸命取り組んでいきたいと思います。