訓練生日記【夢への再挑戦】vol.1~2022年度1次隊 稲嶺萌恵さん~

【写真】稲嶺 萌恵さん隊次:2022年度1次隊 派遣予定国:ボリビア 職種:小学校教育
稲嶺 萌恵さん

自己紹介~私が協力隊を志した理由~

Buenos Dias!

初めまして。2022年度1次隊、小学校教育でボリビア派遣予定の稲嶺萌恵です。
私は沖縄で小学校の教員をしています。2年前,「途上国で困っている子どもたちの役に立つ仕事がしたい」と6年生の女の子が話していたのを聞き,私も同じ夢を持っていたことを思い出したのです。そして昨年,協力隊の経験を持つ素敵な先生と出会い,大学時代に一度不合格になった協力隊への再挑戦を決めました。
派遣先は,ボリビアのサンタクルス県オキナワ市にある小中学校で,体育や日本語の授業を担当したり,放課後のクラブ活動や学校行事を支援したりする予定です。
これまでの小学校教員としての経験を活かして活動し,ボリビアの文化や習慣,沖縄の移民の歴史なども積極的に学びたいと思っています。

語学学習~エンジョイ エスパニョール!~

語学授業中の様子

クラスメイトの誕生日をお祝いしました!

訓練所では,たいてい1日5時間の語学の授業があります。授業の後も復習のため2〜3時間自習をしています。私はスペイン語の授業を受けています。習熟度別に少人数のクラスに分けられていて,私は三人のクラスメイトと一緒に勉強しています。

私のクラスメイトを紹介します。まず,小学校の先生でパラグアイへ派遣予定のジュリ(愛称)さん。とても明るく誰とでもすぐに仲良くなれるコミュニケーションの名人です。次に,助産師でパラグアイへ派遣予定のジュミさん。とても聡明で穏やかで可愛らしくてクラスの癒しです。そして,環境教育でパナマへ派遣予定のシンジャさん。スペイン語の吸収力ナンバーワンのクラスのエースです。
三人ともとても優しくて,私が分からない時はヒントをくれて、分かった時は一緒に喜んでくれて,毎日楽しく勉強しています。

さらに,私たちが敬愛するのはデュケ先生です。迫真の演技を交えて楽しく分かりやすくスペイン語を教えてくれます。そして,スペイン語を教えてくれるだけでなく,大切なことをよく伝えてくれます。体調を整えること,我慢せずに困っている時や分からない時は必ず伝えること,訓練所の本来の目的である語学を疎かにしないことなど。素敵な先生と仲間に恵まれていることに感謝し,これからもスペイン語学習に励みます!