訓練生日記【派遣に向けて】vol.3~2022年度1次隊 川合孝弥さん~

【写真】川合 孝弥さん隊次:2022年度1次隊 派遣予定国:キルギス 職種:青少年活動
川合 孝弥さん

~自主講座~

自主講座の様子

今回は自主講座、駒ヶ根訓練所での生活についてお伝えしたいと思います。
駒ヶ根訓練所では、前回紹介した、語学授業、講座以外に選択講座、自主講座があります。(ちなみに前回vol.2の最後の写真の答えは「サル」でした!)

選択講座はJICAスタッフの方や外部の方が主催する講座です。そして、自主講座は訓練生が主催する講座です。「様々な専門性を持つ訓練生同士が、その専門性を活かしながら自主講座・自主勉強会を企画実施し、お互いに学び合う。(以下、省略)」というねらいにある通り、訓練生同士がこれまで培ってきた経験やノウハウを学び合います。

私はキルギスに同じ職種要請で派遣される2人と”Teaching Language Skills”と題して、異職種、異校種の知識の交流を通して、参加者が任国での活動に役立つ技術やアイデアを得ることを目的とした自主講座を催しました。小中高のみならず、日本語教育に携わっていた方のお話を聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

その他にも、オンラインならではの自主講座や数学隊員、体育隊員によるさまざまな自主講座が催されています。これから訓練所の生活を迎えられる方には、訓練前半に開催されることをお勧めします!(後半は講座テストや語学テストで忙しくなります)

〜駒ヶ根訓練所バレーボール部と生活班の仲間たち〜

駒ヶ根訓練所バレーボール部発足!

生活班の皆さんと

”учиться, учиться, и ешё раз учиться.”(「勉強、勉強、そして勉強」)という訳にはなかなかいきません。たまには息抜きも必要です。そこで、毎日19時頃から1時間ほど体育館でバレーボールをしました。
今隊次は中学高校時代にバレーボール部に所属していた訓練生が多く、訓練所スタッフも含めると、監督付きで1チーム作れるほどの人数がいたため、勝手に駒ヶ根訓練所バレーボール部を発足しました。退所前にはオールコートで日頃の練習の成果を発揮すべく(?!)、紅白戦を実施しました。

また、生活班では毎週、班ミーティングを通して、生活上での意見や情報交換、取りまとめをします。私の班は希少言語を訓練言語とする訓練生の班でした。それぞれの言語を通して、歴史や文化を紹介したりしました。

〜派遣前訓練修了〜

森のステージでの修了式

駒ヶ根訓練所での山場でもある、講座テスト(前回紹介した、講義に関するテスト)と語学テストを終え、無事修了式を迎えることができました。
訓練所でお世話になった方々への感謝の気持ちを忘れることなく、派遣までしっかりと準備していきたいと思います!