訓練生日記【夢への再挑戦】vol.3~2022年度1次隊 稲嶺萌恵さん~

【写真】稲嶺 萌恵さん隊次:2022年度1次隊 派遣予定国:ボリビア 職種:小学校教育
稲嶺 萌恵さん

訓練を終えて~学びの59日~

6月8日木曜日に訓練所の修了式があり,私も無事59日間の訓練を終えることができました。
今回は訓練を通して学んだことを紹介します。

1.スペイン語頑張りました!

修了式に語学クラスの先生、仲間と記念撮影しました

4月にゼロからスタートしたスペイン語。2ヶ月間スペイン語学習に励み,現在,少しずつですが読み書きや会話ができるようになっています。
6月3日金曜日に行われた最終試験もなんとか合格することができました。これからも,動詞の活用を覚えたり語彙を増やしたり,ネイティブの話す速さに慣れたり,スペイン語学習引き続き頑張ります!

2.JICAスタッフから学びました!

講座の時に取ったノート

平日の必修講座の後や土曜日には,JICAスタッフによる選択講座もありました。
例えば,土の気持ちを考える講座では,まず関心を持つことが大切さだと学びました。異文化適応講座では,異なる考えにも耳を傾けられるようになろうと思いました。
そして,人間の安全保障の講座では,現地で色々な人と食事を共にし、コミュニケーションを取ることが協力隊活動の成功のカギになると教わりました。

3.訓練生から学びました!

折り鶴講座の最後にみんなで写真を撮ってもらいました

様々な専門や経験を持つ訓練生による自主講座でも、多くのことを学びました。小学校教育でブラジル派遣のハルタさんからは,身近な材料を使って文字を作り,楽しくひらがなを教える方法を学びました。また,数学教育でグアテマラ派遣のイタヤマさんとシナガワさんの講座では“生きてこそ”という言葉が心に残り,原理を知れば色々な形から折り鶴が折れることを教わりました。

多くの出会いと学びのあった訓練生活は、私にとってとても貴重な経験となりました。修了式では,青少年活動でキルギス派遣のミホさんが「私たちにとって日本語が大切であるようにキルギス語の先生にとってキルギス語は大切なもの」と答辞の中で話していました。私もボリビアの方々が大切にしていることを大切にしながら,訓練所での学びを活かして充実した協力隊活動ができるよう頑張ります!