訓練生日記【C’est moi!】vol.3~2022年度1次隊 髙須はるなさん~

【写真】 髙須 はるなさん隊次:2022年度1次隊 派遣予定国:カメルーン 職種:小学校教育
髙須 はるなさん

~オンラインで再集合、やはり毎日フランス語~

フランス語担当の先生と涙のお別れ

オンラインレッスンの様子、クラスメイトと作ったお揃いのTシャツで!

わたしたち訓練生は、約2か月間の訓練生活を無事終え、それぞれの地元に戻りました。

訓練はすっかり終わったと見せかけて、実は!フランス語の授業、まだまだ続いています。訓練所から帰宅した翌週からフランス語のオンラインレッスンが始まりました。
訓練所でフランス語担当の講師と涙涙のお別れをしたのもつかの間、オンラインで毎日顔を合わせる日々がスタートしました。同じクラスの仲間たちもオンラインで再集合です。やはり仲間と共に勉強することで良い刺激を受け、やる気も出ます。派遣まではまだ日数がありますが、引き続き語学の学習に一生懸命取り組みたいと思っています。

そして、なるべく毎日フランス語に触れよう!と思い、フランス語を探しながら近所を散歩することが趣味になっています。「maison de riche(金持ちの家)」というアパートや「quatre heures(4時)」というケーキ屋さん「peche mignon(かわいいいたずら)」という服屋さん…、フランス語を学習した訓練後だからこそ、案外私たちの身の回りはフランス語で溢れていたことに気づきました。皆さんもぜひ、身近なフランス語を探してみると面白いかもしれません!

~訓練所で音楽フェス!?~

音楽フェスの出演者たちと

音楽フェスの様子

訓練所では、語学授業や安全対策、健康管理に関する講座等だけでなく、訓練生自らが企画し実施する「自主講座」があります。訓練所には、小学校教育やラグビー、柔道、きのこ栽培など様々な分野で派遣される訓練生が集まっています。それぞれの訓練生が得意とすることや専門性を生かして、企画を実施するのが「自主講座」なのです。
元々音楽が大好きな私は、「音楽で世界はつながる!」をコンセプトとし、仲間と共に音楽フェスを企画しました。

企画した音楽フェスでは、訓練生や語学講師たちが歌や楽器、ダンスなどを披露し合い、訓練生同士の親睦を深めたり、互いのことをより理解し合ったりすることができました。訓練が終わった今振り返ってみても「楽しい自主講座だったなあ。やってよかったなあ。」と思います。そしてコンゴ出身の語学講師を中心に披露された「アフリカンドラム」の演奏は圧巻でした!わたしも任地であるカメルーンで挑戦してみようと思います。

~いざ任国カメルーンへ!~

カメルーン派遣の仲間たちと

訓練後は、出発までの間に必要な手続きを済ませたり、薬や日用品など現地での生活に必要な持ち物を揃えたりして忙しい日々を過ごしています。特に食料は「何を持ってこうかな?」と考え出すときりがありません。50食分のお茶漬けとみそ汁、大好きな日本のお菓子(まがりせんべいとぼんち揚げ)、大好きなカレーを作るためのカレールウ…スーツケースいっぱいに食料を詰めていこうと思っています。
現地では、小麦粉が手に入るようなのでうどんを打とうと思っています。きっと2年間うどんを打ち続け、帰国することにはうどん職人顔負けのおいしいうどんを打てるようになっていることでしょう。
また、2年間日本を離れることになるので、親しい友人や家族との時間を大切に出発までの日々を過ごしたいなと思っています。

カメルーンでどんな毎日が待っているのか今からワクワクしています。
きっと長いようで短いあっという間の2年間。人生で1番刺激的で濃密でたくさんのことを経験する充実した2年間になることでしょう。
いざ任国カメルーンへ、いってきます!