長野県立大学 海外研修プログラムin駒ヶ根訓練所 実施報告!

2022年8月9日

協力隊体験談では、「型や枠に自分をはめようとせず、自分らしさを」
と三池道子さん(平成4年度1次隊/日本語教師/タイ派遣)

フィリピンの労働事情や経済格差をデータ分析し、現地のために
出来ることを考え、発表する長野県立大学プレゼンの様子。

駒ヶ根訓練所の語学講師紹介。
スペイン語2クラス、シンハラ語とネパール語1クラスで語学体験授業を行いました。

全プログラム終了後、訓練所の玄関で記念写真を撮影!

7月8日(金)、長野県立大学グローバルマネジメント学部の3・4年生を対象に、JICA駒ヶ根訓練所にて研修プログラムを実施しました!


はじめに、JICA事業やODAに関する概要、そしてJICA海外協力隊・駒ヶ根訓練所の役割について、訓練所スタッフからお話しさせていただいた後、持続可能な社会への実現に向けたJICAの取組みについて、中小企業海外展開支援や草の根技術協力事業の事例を挙げながら、JICA東京の担当よりオンラインで紹介しました。

JICA海外協力隊体験談の講師には、三池道子さん(平成4年度1次隊/日本語教師/タイ派遣)をお招きし、当時の活動内容、山岳民族の多文化共生に興味を持たれて、活動任期終了後もタイで家を建てて暮らされていたこと、帰国後は長野県で自給自足の生活をされて、現在は高森町でウクライナから避難されている方の支援に携わっていることなど、ご自身のこれまでの経験をお話いただきました。

その後、学生の皆さまからフィリピンの産業・日系企業の事業展開・経済格差・教育や労働事情・食文化をテーマに3グループからのプレゼンテーションがあり、発表内容について当訓練所職員との活発な意見交換を行いました。

最後の語学体験授業では、スペイン語、シンハラ語(スリランカ)とネパール語に分かれて国毎の文化に触れながら、現地での隊員活動を想定した語学習得がどのようなものか体験いただきました!


全プログラムを通して、「長野県内で活躍されている人のお話を聞いて、JICAの取組みをより身近に感じた」「社会課題への解決が日本の安定にも繋がることを理解できた」「いつか訓練所に戻ってきて訓練を受けたい」などのコメントをいただきました。

その他、エスニックランチや訓練所ツアーなどもあり、丸1日の長いプログラムでしたが、学生皆さまにそれぞれ積極的に参加いただいたおかげで、非常に充実したプログラムとなりました!

長野県立大学の皆さま、ありがとうございました!