ごあいさつ

太平洋の小さな環礁国、マーシャル諸島共和国におけるJICAの協力は1991年に開始されました。以来、JICAは同国の開発課題である教育、保健、経済、環境を援助重点分野と定め、青年海外協力隊(JOCV)とシニア海外ボランティアの派遣によるボランティア事業を中心にした協力を展開してきました。

最近では、ODAを取り巻く厳しい環境を踏まえ、限られた投入で一定の成果が達成できるよう、課題別研修、地域別研修、無償資金協力に積極的に取り組んでいます。

ボランティア事業に対する評価は非常に高く、JOCVという言葉が政府関係者から学校の子供たちにいたるまで、それも首都マジュロのみならず多くの離島にまで浸透しているといって過言ではありません。

マーシャル人は大変親日家で、日本人だと分かると親近感をもって話しかけてきます。また、日本統治時代の名残でしょうか、町にはMOMOTAROという名前のスーパーがあったり、CHUTAROといった財閥が存在したり、刺身はCHASHIMI、散歩はCHANPO、相槌を打つときや「良い」という意味にはEMMANという言葉が使われるなど、多くの日本語がマーシャル語として使われています。

私たちは、そうしたマーシャル人の日本人に対する優しさと、多くのJICA関係者が国際協力を通して築いてきた友好と信頼関係の下で、マーシャル諸島の国づくりに寄与できることを心から感謝しています。

JICAマーシャル支所