2021年度5次隊JICA海外協力隊派遣前訓練入所式

2021年度5次隊32名の入所式を執り行いました。訓練生は1月25日から3月10日までの45日間、派遣前訓練を受けます。派遣予定国は、ヨルダン、エジプト、スリランカ、グアテマラ、ドミニカ共和国、ニカラグア、パラグアイ、ケニア、ガボン、ベトナム、ガーナ、ザンビア、パラオ、ブータンの14か国となっています。候補者代表宣誓は、髙池遼さん(ヨルダン派遣予定/観光)が務めました。以下に全文を掲載します。

2022年1月26日

代表宣誓 全文

宣誓

私たち2021年度5次隊候補者一同は、各地からそれぞれの想いと希望を胸に東京でのリモート型派遣前訓練を経て、ここ二本松訓練所に参りました。今年度の訓練は協力隊史上初めての5次隊編成となり、私たちはその最後の隊次です。コロナ渦で将来の予測が困難な状態の中、感染症対策に留意しながら訓練準備を柔軟に進めてくださった関係者の皆様方に感謝いたします。

私は派遣が延期になった直後から待機時間を有意義に過ごすために、ここ二本松市で観光業に携わり国内の地域活性化に関わる知識を深め様々な経験をさせて頂きました。先の見えない長い待機時間ではありましたが、ここにいる候補者全員が派遣への夢を諦めず、それぞれの場所で熱い想いを持ち続けこの日を迎えることができました。

年齢もバックグラウンドも異なる私たちですが、「異文化の中で現地の人との相互理解を深め、自身の活動が誰かの役に立って欲しい。ボランティア経験を社会に還元していきたい」という志は、みな同じです。

この派遣前訓練において、仲間と助け合いながら学び、切磋琢磨しながら、現地で活動を円滑に進めるためのコミュニケーション能力や異文化理解、安全管理への意識等を高め、公人としての自覚と協力隊員としての心構えを養い、活動に必要不可欠な知識を身につけていきます。

コロナ渦で将来は先行き不透明ですが、未来を必要以上に恐れず、今自分たちが取り組むべき目の前の優先課題に専念し、J I C A海外協力隊員としての一歩を踏み出せるよう、努力いたします。

ここに、私たち候補者一同、本日の入所式をもって心新たに訓練に励むことを誓います。

2022年1月26日
二本松青年海外協力隊訓練所
2021年度5次隊
候補者代表 ヨルダン・ハシェミット王国派遣予定 髙池遼

※原文を尊重し、漢字・仮名遣い・漢数字等の表記は原文のままとしております。

訓練の様子は公式Facebookまたは公式Twitterで!

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JICA海外協力隊に興味のある方、今後入所予定の方は、派遣前訓練の様子をチェックするために。元隊員の皆様は懐かしい訓練生活を振り返るために。
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