2022年度4次隊JICA海外協力隊派遣前訓練入所式

2022年度4次隊45名の入所式を執り行いました。訓練生は1月10日から3月9日までの59日間、派遣前訓練を受けます。派遣予定国は、ヨルダン、インドネシア、タイ、東ティモール、ベトナム、マレーシア、モンゴル、ラオス、モザンビーク、マダガスカル、ウガンダ、ガーナ、フィリピン、ボツワナ、マラウイ、ベリーズの16か国となっています。候補者代表宣誓全文を掲載します。

2023年1月11日

代表宣誓 全文

宣誓
 
私たち2022年度4次隊候補者一同は、2019年から続くコロナ禍の中、感染対策や体調管理により一層注意し、高い志や様々な想いを胸に、全国からここ二本松訓練所に集いました。まずは、このような入所式を開いてくださったこと、ここまで家族や友人、JICAスタッフの皆様、関係者の皆様にサポートをして頂き、今日この日を迎えられることに心より感謝申し上げます。

私たちは派遣前訓練を通し、語学だけではなく、仲間と支え合うことの大切さや積極的に取り組む姿勢、豊かな視点や諦めず挑戦し続ける精神等学びながら、人としてさらなる成長をしていきたいと思います。私たちは生まれ育った場所も経験したことも、仕事や年齢も様々です。同じ日本人ではありますが、思考も様々です。お互いのことを知り、理解しきれずとも受け入れることのできる柔軟性を持ち、その経験を派遣予定国での活動においても活かしていけるよう、たくさんコミュニケーションを取り、その過程も楽しみながら訓練に取り組みたいと思っています。また、配属先のニーズに耳を傾け、想いに寄り添いながら、現実的な解決策を考えられるよう、異文化や宗教についての自己学習や、先輩隊員方の経験を聞くこと、候補者同士で様々な意見交換を重ね、多角的な視点を持って活動に取り組めるよう励んで参ります。

最後に、公人としての自覚を持ち、責任を持って語学の習得や派遣までの準備を十分に進めていく所存です。この経験を経て、豊かな社会や明るいの未来の実現に向け、ひとりひとりが自己研鑽を重ね、高い志を持ち、歩んで参りたいと思います。

ここに私たち候補者一同、本日の入所式をもって、心新たに訓練に励むことを誓います。

※原文を尊重し、漢字・仮名遣い・漢数字等の表記は原文のままとしております。