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地域概況

アフリカ

TICAD8を踏まえ強靭かつ包摂的で豊かなアフリカの実現へ

複合的な危機とTICAD8

アフリカは、食料問題や債務持続性の悪化など、パンデミックやウクライナ情勢に起因する社会経済的な困難、そして深刻化する気候変動など、複合的な危機に直面しています。一方、激動する国際社会のなかで、国連加盟国数の4分の1を占めるアフリカ諸国は、いわゆる「グローバル・サウス」としての存在感を高めています。
このようななか、2022年8月、アフリカ48カ国の代表が参加し、第8回アフリカ開発会議(TICAD8)がチュニジアの首都チュニスで開催されました。日本政府は、共に成長するパートナーとして、成長と分配の好循環を通じて、アフリカ自身が目指す強靭なアフリカの実現を後押ししていく旨を表明しました。

日本の公約実現に向けた貢献

JICAは、TICAD8で発表された日本の取り組み事項を推進するために、複合的な危機への対応やアフリカが持つポテンシャルを活用した協力として、以下を含む取り組みを強化しています。