コロナ禍におけるJICAの対ボツワナ貢献策のひとつとして、ボツワナ生産性センター（BNPC）とともに病院における5S／カイゼンを開始するため、9月17日に開始式をボツワナ保健省が選定したハボロネ市内のExtension 2 Clinicで行いました。

同病院はハボロネ市内中心部にあって来訪者が全国で最も多い病院として知られています。待合室に入り切れずに炎天下で待ち続ける人たちを含む来訪者の待ち時間の短縮、診察の効率化、機材や薬品等の管理の適正化を目指しBNPCコンサルタントチームが院内のカイゼンを指導します。

開始式ではJICAが作成したマルチメディア教材を基に日本やタンザニアでの病院のカイゼン事例の紹介を行うとともに、その教材を保健省と同病院に贈呈しました。

このモデル病院でのカイゼンの結果を受け、さらに他の病院への普及を図る予定です。