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- 国立公衆衛生研究所新型コロナウイルス対応能力強化プロジェクト
1.事業概要
国名
ブルキナファソ
案件名
(和名)国立公衆衛生研究所新型コロナウイルス対応能力強化プロジェクト
(英名)Project for Reinforcement of the Capacity of National Laboratory of Public Health for the Riposte against Covid-19
総事業費(日本側)
0.82億円
事業実施期間
2021年7月~2022年3月(計9か月)
事業実施体制
実施機関:国立公衆衛生研究所
2.事業概要
本プロジェクトの目的は、ワガドゥグ市内に位置する国立公衆衛生研究所(National Laboratory of Public Health)に対し、PCR検査機器等の供与と技術指導を行うことにより、同研究所の新型コロナウイルスの検査体制を強化し、ブルキナファソの強靭な保健医療システムの構築に貢献することです。
本プロジェクトは、大きく分けて機材供与と技術研修に分かれます。
機材供与では、PCR遺伝子分析装置等の検査機器と大容量サーバーなどの情報通信機器を供与しました。
技術研修では、セネガルやコンゴ民における第三国研修への参加や当地における研修を実施しました。当地における研修では当地コンサルタントと契約し、計測学やバイオセーフティにかかる研修を実施しました。
これらの協力により新型コロナウィルスの迅速かつ精度の高い検査が可能となるだけでなく、将来発生するかもしれない感染症対策に大いに貢献すると考えられています。
詳細は以下の通りです。
1)日本側投入
A)機材供与:
1)医療機材(現地調達):PCR遺伝子分析装置、サーモサイクラー、PCR検査消耗品等
2)情報通信機器(現地調達):大容量サーバー、PC、プロジェクター、タブレット、TVモニター、インバーター等
B)技術研修:
仏語圏アフリカの他事務所が実施する既存の第3国研修に実施機関の職員を派遣して以下のとおり研修を行った。
1)第3国研修の実施:
a)セネガル第三国研修「仏語圏西アフリカ医療機材管理者の能力強化」
- 2021年11月15日~12月15日
- 国立公衆衛生研究所職員1名参加
b)コンゴ民主共和国第三国研修「中部アフリカ諸国対象振興・再興感染症の検査・診断技術能力強化に関する広域研修」への参加
- 2022年2月20日~3月20日
- 国立公衆衛生研究所職員2名参加
2)現地研修の実施:
当地の専門技術・知見を有するコンサルタントを調達、契約して以下の研修を行った。
a)「計測学研修」
- 2022年3月5日~19日(12日間)
- 国立公衆衛生研究所職員20名に対して実施
b)「バイオセキュリティ・バイオセーフティ研修」
- 2022年2月28日~3月4日(5日間)
- 国立公衆衛生研究所職員16名に対して実施
以上
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