「サヘル諸国における地方行政人材開発を通じた平和と安定強化プロジェクト」 におけるモニタリング技術委員会の立ち上げ会合
2024.10.17
2024.10.17
10月17日、国土行政・モビリティ省において、「サヘル諸国における地方行政人材開発を通じた平和と安定強化プロジェクト」のモニタリング技術委員会立ち上げ会合が実施されました。サヘル諸国は、複合的な危機的状況に直面しており、国内避難民及び難民の増加と避難生活の長期化による行政サービスの圧迫等が改善される見通しは立っていません。そのような状況下、本プロジェクトは地方行政官の能力強化、公共サービスの提供(パイロット事業の実施)、及び広域での経験共有に係る支援を通じて、行政及びコミュニティの能力強化を図ることで、地域の危機対応能力(レジリエンス)を強化することを目的としています。
開会の挨拶において、国土行政・モビリティ省の地方分権化総局長は、このプロジェクトはブルキナファソや地域の発展を強化させる重要なプロジェクトであると指摘しつつ、同プロジェクトを通じて、ブルキナファソとJICA間の協力関係が一層強化されることを願っていると述べました。その後、当プロジェクトに従事する専門家チームから2024年から2028年の4年間にわたるプロジェクトに関する説明が行われました。説明をもとにして各担当者間での議論が交わされた後、同プロジェクトの進捗フォローアップを協力して継続していくことが合意されました。
モニタリング技術委員会の様子
専門家によるプロジェクトの説明
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