【報告】第2回帰国隊員社会還元表彰にて、カンボジアの協力隊経験者がアントレプレナーシップ賞を受賞しました!
2024.06.17
2024.06.17
帰国隊員社会還元表彰とは?
2024年6月7日(金)、第2回JICA海外協力隊員社会還元表彰式とネットワーキングイベントが、JICA麹町本部にて行われました。この表彰は、「ボランティア経験の社会還元」に着目し、帰国後 10 年以内の協力隊経験者で国内外・公私問わず社会課題解決に取り組んでいる事例を収集、幅広く紹介・発信することを目的に2023年度から開催されています。
カンボジアの協力隊経験者である小柳真裕さんが「アントレプレナーシップ賞」を受賞
6名の受賞者のうち、カンボジアの協力隊経験者である小柳真裕さんが「アントレプレナーシップ賞」を受賞されました!
小柳さんは、2014年度1次隊、青少年活動の隊員としてカンボジアに派遣され、幼児教育の現場における教員のスキル向上と教材支援の必要性を感じ、任期満了後もカンボジアで Rermork for ChildrenというNGOを設立し(カンボジア国外向けにはTukTuk Charityという名称)、現地で普及しているトゥクトゥク(カンボジア語ではルモ(Rermork)とも呼ばれる)という三輪タクシーを活用したアプローチでカンボジアの子どもたちへ充実した幼児教育の機会を与える活動を展開しています。
デジタル教材の制作や活用にも力を入れており、NGOの開始から数年でサービスを提供しているプラットフォームには10万人以上がアクセスしており、リソースが限られている途上国においては非常に有効なアプローチであり、社会課題解決に取り組む事業として、今回のアントレプレナーシップ賞の受賞となりました。
受賞者集合写真(小柳さんはカンボジアからオンラインで参加)
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