公共交通指向型開発推進プロジェクト
(実施期間:2025年4月~2028年3月)
相手国実施機関名:メデジン市役所
(メデジン市計画管理局、メデジンメトロ)
背景
JICAは、コロンビアのメデジン市およびボゴタ市において、公共交通と都市開発を一体的に進める「公共交通指向型開発(TOD: Transit-Oriented Development)」の推進を支援しています。
コロンビアでは都市化が進む中、交通渋滞や環境問題への対応に加え、人々が暮らしやすく、移動しやすい都市づくりが求められています。特にメデジン市では、地下鉄やLRT、BRT、ケーブルカーなどの公共交通網が整備されていますが、その利便性を最大限に活かしたまちづくりや民間投資の促進には、さらなる知識やノウハウが必要とされています。
本事業では、日本の鉄道沿線開発や駅周辺のまちづくりの経験を活用し、公共交通と住宅、商業施設、公共サービスを効果的に組み合わせた都市開発の手法を導入します。あわせて、駅周辺を対象としたパイロット事業を実施し、土地利用や不動産開発、資金調達の方法について実践的な検討を行います。
また、行政機関や交通事業者の能力向上を図るとともに、関連する制度や計画づくりを支援し、今後の都市開発に活用できる仕組みを整備します。
本事業を通じて、公共交通を中心とした持続可能で魅力ある都市づくりを進め、市民の利便性向上や経済活性化、環境負荷の軽減に貢献することを目指します。
期待される効果
- 公共交通と都市開発を一体的に進める仕組みの構築
- 駅周辺地域の利便性・魅力の向上
- 持続可能な都市開発に関する行政機関の能力強化
- 民間投資の促進と地域経済の活性化
- コロンビア国内の他都市への展開に向けたモデルの確立