中小企業の品質・生産性等の向上のためのカイゼンセミナーの開催
2024.08.12
2024.08.12
2024年7月30、31日の2日間にわたり、アビジャン市内のホテルにて、アフリカ連合開発庁(AUDA-NEPAD)とJICAの共催による、中小企業の生産性等の向上のためのカイゼンセミナー及び研修が開催されました。コートジボワールの官民関係者(ニジェール・ブルキナファソからも各2名を招聘)を中心に、第一部となるセミナー(定員50名)には約60名、第二部となる研修(定員30名)には38名が参加し盛況となりました。
セミナーでは、当国で検討中の中小企業振興プロジェクトのパートナーである商業産業省・中小企業手工業振興総局(DGPPA)、中小企業振興ワンストップショップ総局(GUDE-PME)等から謝辞が述べられるとともに、参加者に対してカイゼンツールの積極的な活用が呼びかけられました。続いて、本間徹JICA国際協力専門員、ブルキナファソ経営品質協会事務局長、コートジボワール中小企業公社・成長開発局長、フェリックス・ウフェ=ボワニ大学教授の4名からカイゼンに係るプレゼン、ニジェールのサヘル乳製品企業経営者/ニジェール商工会議所も加わったパネルディスカッション等が実施され、中小企業の課題やカイゼン普及にあたっての官民の役割等に係る活発な議論・質疑応答が行われました。
研修では、カメルーンのプロジェクトで活躍するカイゼンコンサルタントを講師に迎え、1日半にわたり5S・カイゼン等に係る講義、エクササイズ、グループ討論・発表等も交えたダイナミックかつ双方向的な研修が行われ、民間セクター(企業経営者、企業コンサルタント等)を中心に活発な議論が行われました。
集合写真
本間徹専門員による発表
研修の様子
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