全てのカウンタパートとともに上述の3つの分野でのプロジェクト実施、そしてパンデミック後のイノベーティブな協力形態の模索を通じて、日本とエルサルバドルの二国間の協力と友好を強化したいと思います。つきましては、上述のビジョンの実現に向けた当事務所に対する皆様のご意見をお待ちしております。

さて、JICAエルサルバドル事務所長としての初めての任務について、ご紹介します。
去る7月16日に人材育成奨学計画（JDS）の下で、広島大学、明治大学、国際大学の修士課程で学ぶエルサルバドルの行政官や研究者の方々が、来日前に当事務所を訪問され、エルサルバドル着任前でまだ日本にいた私とリモートでつなげて意見交換を行いました。また、この会合には東北大学の修士課程を終了し、JDSの下で博士課程に進む留学生も日本から参加されました。
エルサルバドルは、中南米地域において、最初にJDSが実施される国で、当事務所を訪問された皆さんは第一期生となります。
帰国後は、社会・経済開発計画の立案・実施において、留学中に得た専門知識を有する人材として活躍することが期待されます。
私たちはエルサルバドル第一期生の皆さんを応援します。頑張ってください。そして、日本で楽しんでください。

今後もエルサルバドルの情報を発信してまいりますので、当事務所のウェブサイトへのアクセスをお待ちしております。