水衛生・水資源管理・エネルギー分野の関係者によるフォーラム(第11回)を開催

2023.07.05

6月26日・27日、アディスアベバにおいて、「SDGs達成に向けた行動の加速と効果の向上」をテーマに水衛生(WaSH)、水資源管理、エネルギーの関係者(産官学、開発支援機関等)が集まり、第11回目のフォーラムが開催されました。

ハブタム・イタファ水・エネルギー大臣はフォーラムの中で、開発支援機関が連携を強化し、エチオピアの給水・衛生施設、エネルギー不足の解決に向けて取り組むよう促しました。

JICAはエチオピアの地下水調査・開発を先駆けて行い、エチオピア水技術機構(EWTI)への支援を通じて水分野の人材能力開発を先導している機関の一つであり、今後も水分野の強化に取り組みます。現在、バハルダール市で実施中の水道整備プロジェクトは終了間近で、これが完成すると、約15万人が新たな恩恵を受け、市の給水率は 50% から 65% に向上し、一人一日あたりの水使用量も 50 リットルから 80 リットルに増える見込みです。さらに、オロミア州の6つの町で、一人一日あたりの水使用量を7.4リットルから40リットルに増やせる新たな給水プロジェクトを開始します。

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フォーラム開会にあたり、幼稚園児による手洗いソングが披露されました。 この歌は、2018年にJICAボランティアが子供達の衛生意識を高めるために作ったものです。

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ハブタム・イタファ水・エネルギー大臣は、SDGsの達成に向け、全ての関係者にさらなる努力を求めました。

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これまでの水分野での教訓を話し合い、昨年の取組みを振り返って共に前進する方法を見出そうと、さまざまなパネルディスカッションが行われました。

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JICAの展示ブースでは、エチオピア水技術機構(EWTI)との 25 年にわたる協力関係を多くの人々に知っていただきました。

水・エネルギーワーキンググループの集合写真。

水・エネルギーワーキンググループの集合写真。

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