アディスアベバ市へ道路維持管理機材を供与

2023.09.25

2023年9月9日JICAからアディスアベバ市道路公社(AACRA)に対し、道路維持管理のための建設機械79台を供与する式典がアディアベバ市の中心部、メスケルスクエアにて開催され、Adanach Abiebieアディスアベバ市長、伊藤 恭子在エチオピア日本国特命全権大使、Moges Tibebuアディスアベバ市道路局長、森原克樹JICAエチオピア事務所長が参加しました。

この無償資金協力は13.86億円を供与限度とし、アディスアベバ市の道路維持管理能力の強化を支援します。JICAは、技術協力プロジェクト や日本での研修、道路アセット分野のアドバイザーの派遣を通じて、AACRAの人材育成に取り組んできました。

道路は都市機能における不可欠な要素であり、新しい道路の建設と既存の道路の維持管理においては、適切な資機材を整備することも重要です。

式典において、Adanach 市長は、エチオピアと日本の約90年にわたる協力関係に触れ、日本はさまざまな分野でエチオピアを支援してきたとして敬意が表されました。また、更なる協力に向けて日本大使と協議を開始したと述べました。伊藤大使は、経済活性化のための道路の重要性について述べ、日本はエチオピアに対し道路建設機械を供与するだけでなく、他の分野でも支援を行っていることが伝えられました。森原所長からは、道路分野におけるAACRAおよびエチオピア道路局との協力に加えて、水分野など他の分野におけるJICAの支援についての説明がありました。Moges 局長は、日本政府の道路分野への包括的な支援に感謝し、寄贈された機械は最新かつ高品質であり、優れたサービスを提供し、道路のメンテナンスコストを削減できると述べました。

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リボンカット(左より、Moges Tibebu道路局長、Adanech Abiebie市長、伊藤大使)

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左より、Moges Tibebu道路局長、Adanech Abiebie市長、伊藤大使、森原所長

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ロードローラー(土、砂利、コンクリート、アスファルトなどの締固めに使用)

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高所作業車(高所で作業をするために使用)

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ホイールローダー(土砂や石などをダンプカーに積載や移動に使用)

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