農業保険に関わる関係者会合を開催

2023.05.08

2023年4月20日、第2回エチオピアにおける農業保険支援のためのダイアログプラットフォーム会議をアディスアベバ市内のスカイライトホテルにて連邦農業省、国際連合世界食糧計画とともに開催しました。本会議のコンセプトはJICAのインデックス型農業保険プロジェクト(ICIP)により提案され、エチオピアにおける農業保険のより良い枠組み作りに向けて、関係者間の情報交換や農業保険政策に係る議論を行うことを目的としています。

本会議には、政府関係者、保険会社、銀行、小規模金融機関やドナーから約50名が参加しました。

会議では、農業省、農業変革研究所(ATI)が農業保険政策案に関して発表を行いました。また、ナイロビ拠点の民間再保険会社ZEP-REから農業保険に関するこれまでの教訓や経験が共有されました。その後、国全体で農家向け農業保険のカバー域を確保するための政府の役割や責任について活発な議論が行われました。

多様な関係者が参画し、政府が主体となってプラットフォーム構築に取り組むことで、農業保険の開発が促進され、エチオピアの脆弱な小規模農家の生計向上に繋がることが期待されます。さらには、このプラットフォームはJICAプロジェクト期間終了後もその効果を持続させることが期待されます。

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農務省食料安全保障調整室リード・エグゼクティブのセンタイフ氏による挨拶

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JICAエチオピア事務所高野次長による挨拶

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JICA ICIP須藤チーフアドバイザーによる農業保険支援のためのダイアローグ・プラットフォーム概要紹介

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農業省による農業保険政策の方向性にかかる発表

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参加者によるエチオピアの農業保険における政府の役割と責任についてのディスカッション(1)

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参加者によるエチオピアの農業保険における政府の役割と責任についてのディスカッション(2)

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