- トップページ
- 海外での取り組み
- ガーナ
- 代表的なプロジェクト
- ボランティア
- ボランティア活動の実際
- サッカーなら、どんな障害も越えられる4)
2019年12月12日
ボランティア氏名:羽立 大介
隊次:2018年度1次隊
職種:障がい児・者支援
任地:アッパーウエスト州ワ
出身県:広島県
熱いメッセージが込められています
2018年度1次隊の羽立大介です。前回の特別編から少し間が空いてしまいました。今回は2019年後半の出来事についてご紹介します。
1.海を越えてやって来た10個のボール!
昨年度までボールは自分が渡航時に持参していた1つのみで、十分にボールに触れる機会を生徒に提供できていませんでした。また、ガーナではブラインドサッカー用のボールを入手することができないことにも頭を悩ませていました。そこで複数の団体・個人にボールの寄贈の依頼をした所、幸運にも協力してくださる方が見つかり、ボール10個を寄贈していただける運びとなりました。さらにありがたいことに、ガーナ在住の日本人の方々が日本に一時帰国した際にボールを受け取り、ガーナまで持ち帰ってくださいました。多くのみなさんのご厚意のおかげで、新たに10個のボールが手元に届きました。本当に感謝してもしきれません。より一層、しっかりと活動に励もうと気持ちが引き締まりました。
2.初のブラインドサッカーワークショップ!
他地域の隊員に声をかけてもらい、小学校でブラインドサッカーワークショップを実施しました。ブラインドサッカーを通じて視覚障害の疑似体験をすること、そこから障害理解や障害者支援を意識するきっかけになることを目的として、小学生40名ほどを対象に行われたワークショップ。初めての試みで難しく感じる場面もありましたが、隊員・教員・生徒に助けてもらいながら無事終えることが出来ました。休憩時間にもたくさんの生徒がアイマスクをつけてPKを楽しんでいました。楽しみながらこのような経験が出来たのはとても良かったなと思います。今後も任地の内外問わず、普及活動をしていきたいです。
3.クラブ活動、累計500人突破!
3月から行っているブラインドサッカークラブ。二度の長期休暇を挟んで、今月、累計の参加者数が500人を突破しました。数字だけで判断できるものではありませんが、ここまで継続してこれたことは良かったと感じています。生徒たちは少しずつですが上手になっています。残りの任期、彼らの成長を楽しく(辛抱強く)見守ろうと思います。自分が帰国後、頻度が減ったとしてもブラインドサッカーをする機会の提供は継続してもらえるように、同僚に徐々に引き継いでいく予定です。
気付けばガーナ生活もあと半年。帰国後のことに思いを馳せ、焦りも感じていますが、まずは目の前にあるこの貴重な時間・生活を大切にしようと思います。
たくさんのボールのお陰で存分に練習に励むことが出来ます
アイマスクをつけてのドリブル、初めてにも関わらず果敢に進んでいきます
先生も熱くなるPK対決でした
目が見える生徒とのやりとりは新鮮でした
乾季に入っても生徒たちは元気一杯です
scroll