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インドネシア海洋水産省が東ティモール研修員を対象に水産技術研修を実施

2026.01.09

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、インドネシア国海洋水産省の支援のもと、2025年12月8日から22日まで、インドネシア共和国中部ジャワ州テガールに所在する水産研修普及センターにおいて、東ティモール民主共和国の研修員18名を対象とした15日間の水産技術研修を実施しました。

研修では、インドネシア側がこれまでJICAの協力を通じて培ってきた知見や能力を活かす形で、同センターに所属する経験豊富な講師陣が、漁網・漁具の適切な使用方法、漁獲物の処理技術、漁船の修理・整備、安全管理手順など、沿岸漁業の現場で即戦力となる実践的な技術について指導しました。

参加した研修員は、本研修を通じて習得した知識や技術を東ティモール国内に持ち帰り、現地の沿岸漁業における生産性向上および漁業従事者の能力強化に活用する予定です。東ティモールでは、JICAが「ブルーエコノミーに向けた持続的な沿岸漁業振興プロジェクト」を通じて技術協力を実施しており、今後も本研修の成果を踏まえたフォローアップを継続していきます。

漁獲物の処理技術研修を受ける研修員

漁船での実践研修を受ける研修員

研修の閉会式には、インドネシア国海洋水産省 海洋水産人的資源庁のLilly Aprilya Pregiwati 研修・普及センター長が出席しました。Lilly氏は、本研修が東ティモールに対する技術支援であると同時に、両国関係者による「顔の見える関係」の構築に大きく貢献した点を高く評価しました。また、今後も本研修を契機として、インドネシア海洋水産省として東ティモール水産分野における南南協力を積極的に推進していく意向を表明しました。

東ティモール民主共和国は、2002年の独立以降、食料安全保障の確保および水産資源の持続的利用を国家発展の重要課題として取り組んできました。インドネシアと東ティモールは類似した地理的・自然条件を有しており、沿岸漁業における持続可能な資源管理や人材育成など、水産分野において共通の課題を抱えています。

本研修を通じて、JICAの支援のもと、インドネシアと東ティモールがそれぞれの知見や経験を共有しながら共通課題の解決に取り組む南南協力が、今後さらに深化することが期待されます。

Lilly Aprilya Pregiwati研修・普及センター長による閉会式でのスピーチ

閉会式での修了書授与
(左から、Sebastiao Soares Pinto研修員、Lilly Aprilya Pregiwati研修・普及センター長、Gregorio Soares Vicenti研修員、Achmad Subijaktoテガール水産研修普及センター長、Benjamin David研修員、井上由美子JICAインドネシア所員、Tomas de sousa Gama研修員、江川裕基JICA東ティモールプロジェクト専門家)

【本件に関するインドネシア国内問合わせ先】

◆本事業について
JICAインドネシア事務所担当 井上 由美子 
TEL: +62-21-5795-2112 (ex.402)
E-mail:Inoue.Yumiko2@jica.go.jp

◆広報について
JICAインドネシア事務所広報担当 プトリ
TEL: +62-21-5795-2112 (ex.222)
E-mail:PutriSiahaan.IN@jica.go.jp

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