JICAとインドネシア政府、第2回貿易・投資促進研修を通じて アジア・アフリカ協力をさらに強化
2026.09.30
国際協力機構(JICA)とインドネシア政府は、インドネシアとアフリカ諸国との貿易・投資分野における協力をさらに強化することを目的として、「第2回アフリカ諸国向け貿易・投資促進研修」を共同で実施します。
2026年9月28日、輸出人材・貿易サービストレーニングセンター(PPEJP:ジャカルタ)にてオープニングセレモニーが開催され、インドネシア共和国のジャトミコ・ブリス・ウィジャクソノ貿易省 貿易・人材開発庁長官、セティヤ・ウタマ国家官房政務官、渡辺 哲也 東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)事務総長、在インドネシア日本国大使館 細沼慶介参事官、JICAインドネシア事務所の竹田幸子所長他が出席しました。また、駐インドネシアのルワンダ、モザンビーク、タンザニア各国大使も出席し、インドネシアとアフリカ諸国との関係強化に向けた本取組への高い関心が示されました。
本研修は、2024年9月に開催されたインドネシア・アフリカ・フォーラムにおいて、JICAとインドネシア共和国外務省との間で署名されたアフリカ協力に関する連携覚書(Memorandum of Cooperation)に基づく具体的な取組の一つです。インドネシアと日本が連携し、アフリカ諸国との経済関係の強化や貿易・投資促進に向けた能力強化に貢献することを目指しています。
2025年に初めて実施した「貿易・投資促進研修」に続き、今回の研修は、2026年9月28日から10月7日までジャカルタのPPEJPで実施されます。エチオピア、モザンビーク、ルワンダ、ソマリア、南スーダン、タンザニアのアフリカ6か国から、計14名の政府職員が参加するほか、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)事務局および東アフリカ共同体(EAC)からも、それぞれ1名のオブザーバーが参加します。
JICAは、1986年から20年以上にわたり、PPEJPの前身であるインドネシア輸出研修センター(IETC)の整備と研修運営体制強化のための無償資金協力及び技術協力を実施してきました。本研修では、アフリカの経済発展において存在感を高めている東アフリカ諸国に焦点を当てています。JICAインドネシア事務所の竹田幸子所長は、開会挨拶において、東アフリカ地域の戦略的重要性について、次のように述べました。「アフリカ大陸で最も急速に成長している地域の一つである東アフリカは、アフリカ全体の経済成長、地域統合、貿易拡大、投資機会の創出を推進する上で重要な役割を担っています。」
10日間にわたる本研修では、インドネシアや日本の経験を踏まえ、貿易・投資促進に関する主要な課題や機会、優良事例などについて幅広く学びます。また、参加者同士が知識や経験を共有するとともに、
インドネシアとアフリカ諸国、さらにはアフリカ諸国間の貿易・投資促進に向けたネットワークを構築・強化する貴重な機会となります。
さらに、地域経済統合や地域協力に関する参加者の理解を深めるため、本研修では、ASEAN事務局およびERIAによるセッションも実施され、地域における貿易・投資の促進や経済統合を推進してきたASEANの経験を共有し、アフリカにおける取組への示唆を得ることを目指します。
JICAとインドネシア政府は、本研修を通じて、持続可能な経済成長の支援、南南・三角協力のさらなる推進、アジアとアフリカの双方にとって有益なパートナーシップの強化に、引き続き取り組んでいきます。
竹田JICAインドネシア事務所長が、インドネシア商業省人材開発庁(BPSDMP)長官およびERIA総長、インドネシア国家官房(SETNEG)長官、PPEJP所長、および研修参加3か国のアフリカ諸国大使館代表とともに記念撮影。
竹田JICAインドネシア事務所長が、アフリカ6か国を対象とした「貿易・投資促進研修」の開講式において挨拶を行う。
◆本事業について
JICAインドネシア事務所担当 森
TEL: +62-21-5795-2112
E-mail:Mori.Mizuki@jica.go.jp
◆広報について
JICAインドネシア事務所広報担当
Putri Siahaan
TEL: +62-21-5795-2112
E-mail:PutriSiahaan.IN@jica.go.jp