- トップページ
- 海外での取り組み
- ケニア
- 代表的なプロジェクト
- ソマリア難民キャンプホストコミュニティの水・衛生改善(Water Supply and Hygiene Improvement Project in Host Communities of Dadaab Refugee Camps)
- 種別:技術協力プロジェクト
- 案件名:ソマリア難民キャンプホストコミュニティの水・衛生改善プロジェクト(Water Supply and Hygiene ImprovementProject in Host Communities of Dadaab Refugee Camps)
- 実施地域:ノースイースタン州ダダブ町及び周辺地域
- 協力期間:2010年11月〜2012年2月
- 実施機関:水灌漑省、北方水サービス委員会
ケニアのノースイースタン州に位置するダダブ難民キャンプでは30万人近いソマリア難民が収容されていますが、流入する難民の増加によってキャンプは拡大を続けています。
自然環境及び治安の悪化などによってキャンプ周辺に居住するホストコミュニティは難民キャンプから負の影響を受けているほか、援助を受けているキャンプ内の難民と、厳しい自然環境の中で行政サービスが行き届いていないホストコミュニティ住民との間での生活環境の格差が問題となっています。
JICAでは、ホストコミュニティのニーズが最も強い給水事業に着目し、本プロジェクトにおいて11ホストコミュニティでの深井戸給水施設建設、溜め池建設、給水車の調達、維持管理及び衛生向上のための研修を行っています。
これにより、ホストコミュニティ住民約28,400人への給水量及び衛生環境が向上し、難民キャンプ拡大に伴うホストコミュニティとの対立が緩和されることが期待されます。
ホストコミュニティ住民(ソマリ族)
既存給水施設(家畜用給水トラフ)
scroll