【JICA海外協力隊】ラオス国立博物館の紹介

2023.07.05

 サバイディー。私は上山佳彦と申します。JICAボランティアの「学芸員」としてラオス国立博物館で活動しています。2021年10月下旬にラオスに赴任しました。しかし、新型コロナの感染拡大中であったために、博物館で活動を行うようになったのは、2022年1月中旬以降です。

 私の主な活動内容は、ラオス国立博物館で、収蔵品の保管・管理、記録、展示、広報などの方法を職員に対して、指導・助言を行うことです。
 現在までは、収蔵コレクションの記録をするために、コレクション管理システムを主に支援してきました。
 これからは、ラオス人の職員に資料のデータベースのデジタル化や適切な保存方法を教え、より良い展示やラオスの人たちに博物館をもっと知ってもらう活動にも努めていきたいと思っています。

 ラオス国立博物館は、首都ビエンチャン・サイタニ地区・シビライ村・カイソン通りにあります。ビエンチャン中心街から北へ6㎞、車で20分です。
ナショナルコンベンションセンター、カイソン博物館の北側にあります。
 2017年に、ビエンチャン市中心街から、現在地に移ってきたラオス風4階建物です。本博物館は、ラオス国内の考古、歴史、民俗、民族についての資料を保存・展示・調査しているラオスを代表する重要な博物館のひとつです。

展示室1(古生物学時代のラオス国土からラオスの先史および歴史開始期まで)
展示室2(ランサン王国時代以前からランサン王国時代までのラオスの歴史)
展示室3(フランス植民地支配とアメリカ侵攻に対するラオス人民の国家独立運動)
展示室4(抵抗運動とラオス国家の建設)  準備中
展示室5(ラオスの民族)  準備中

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

画像

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ