ボランティアレポート「マラウイで安全な水を届けるために」
2025.05.20
2025.05.20
名 前:小橋 駿輝
隊 次:2024年度1次隊
職 種:水質検査
配属先:リロングウェ水公社
出身地:大阪府
こんにちは。2024年度1次隊としてマラウイに派遣中の小橋駿輝です。
マラウイの首都リロングウェの水道局、リロングウェ水公社で水質検査をしています。
今回は、皆が水を手に入れる場所「ウォーターキオスク」を紹介します。
アフリカで水をというと、井戸からポンプでくみ上げる、川や湖の水を使う、裕福な人は自宅の水道から、と手段はたくさんありますが、その1つが「ウォーターキオスク」です。
井戸や川、湖が近くにない、家に水道をひくお金はない、といった人たちに水道水や井戸水を販売する、いわば「水の売店」がウォーターキオスクです。
↑だいたい近所のアマイ(お母さん)がお店番
↑値段は大きなタライ1杯で200MKWマラウイクワチャ(約20円)ほど
リロングウェ市内には150以上のウォーターキオスクがあり、JICAが技術協力の一環で建設したものも数多くあります。新しいものだと、電子決済やプリペイドシステムに対応しているものまであります。
↑もはや普通の売店みたいになっているものも
リロングウェ市内のウォーターキオスクは、そのほとんどがリロングウェ水公社の水道水を販売しています。なので、その水が安全かどうか水質検査をするのも私たちの仕事の一つ。
コレラや感染症の流行を防ぐための重要な仕事です。
↑ウォーターキオスクの水質を確認(検査器具はJICAが技術協力プロジェクトの一環で支援したもの)
↑アマイに囲まれながら検査、よくある光景
配属先のリロングウェ水公社では、皆が安全な水を手に入れることができるように日々、同僚達が業務に励んでいます(土日祝も!)そんな彼らの力に少しでもなれるよう私も日々、努力していきたいと思います。
Zikomo Kwambiri!!
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