ボランティアレポート『変わるもの、残るもの』
2026.05.07
2026.05.07
『変わるもの、残るもの。』
名前:戸賀沢 未来
隊次:2024年度1次隊
職種:障害児・者支援
配属先:リロングウェLEA小学校
出身地:青森県
障害児・者支援隊員として、マラウイに赴任し、1年9か月が経ちました。
子どもたちの自立という目標を掲げ、日々特別支援学級の子どもたちに関わっていますが、活動は、今も常に試行錯誤です。あと数ヶ月、ここで何ができるだろうか。これまで何ができただろうか。そんな気持ちの毎日です。
(継続して行っているクッキングクラス。)
(同僚と一緒に、算数の授業づくりにも取り組んでいます。)
今回は任国外旅行を終えて、マラウイに帰ってきたときに感じたことを書いてみたいと思います。
【ただいま、ウガンダ。】
6年ぶりに、ウガンダの地を踏みました。大学時代に1年間過ごした場所です。お世話になったNGOを訪れたり、住んでいた街を歩いたり。懐かしさでいっぱいでした。
6年の月日を経て、変わっていたもの。
ガタガタだったNGOの前の道は綺麗に舗装されていて、
お世話になった露店のおばちゃんたちは、その場所にはおらず。
高い建物やホテル、チェーンの飲食店が増えていました。
引っ越してしまった人、もう会えなくなってしまった人もいます。
けれど、変わらずにあったもの。
お世話になっていたスタッフの温かさ。そこで学ぶ子どもたちや先生の姿。
「私が提案したプログラムの内容は、これで良かったのだろうか。」
ウガンダを離れて以来ずっと心に引っかかっていた取り組みは、継続どころか、アップデートされていました。
私を育ててくれた場所。
「変わらないね。」と言い合える人たち。
変化の中で、変わらずにあるもの。その温かさを感じたウガンダ滞在でした。
(好きだったジャックフルーツを久しぶりに食べることができて歓喜。背景は、綺麗に舗装されていた道。)
【ただいま、マラウイ。】
マラウイに帰ってきたとき、出国以前とは、景色がなんだか違って見えました。
今まで気付かなかったお店や人々の様子。
街を歩けば、顔見知りの人たちがいて、みきーと呼ぶ声が聞こえること。自然と出てくるチェワ語の挨拶。
一面のメイズ畑を見ると、今年の収穫量はどれくらいだろうか、と豊作を願う気持ちも自然に出てきます。
こここで暮らす人々の生活を、少し想像できるようになったからだと思います。
今、私が暮らす場所はここで、ここでの生活が日常になっていたのだと、改めて認識しました。
数年後、「ただいま。」が言えたとして、変わっているものがあって、もう会えない人の方が多いのかもしれない。
それでも、残り数カ月。
すっかり当たり前になってしまった日常を大切に。
活動そのもの以上に、子どもたちや同僚の中に、私と過ごした時間が少しでも残っていくように関わっていきたいと思います。
(通常学級の子どもたちとは日本クラブで関わっています)
(通常学級の子どもたちとは日本クラブで関わっています)