第三国研修「職業・産業人材育成教育能力強化」の開催
2024.09.17
-
JICAマレーシア事務所は、マレーシア外務省及び職業訓練指導員・上級技能訓練センター(CAIST)と共同で第三国研修「職業・産業人材育成教育能力強化」を2024年9月18日- 9月30日に開催いたします。
第三国研修は、ある開発途上国において、他の開発途上国から研修員を受け入れて行われる研修をJICAが資金的・技術的に支援する技術協力の一種です。第三国研修の主な目的は、特定の分野における日本とマレーシアの経験を共有し、研修員が自国の様々な課題に対処する能力を強化することです。当地においては、マレーシア外務省が1980年からマレーシア技術協力プログラム(Malaysia Technical Cooperation Program : MTCP)を実施しており、1992年からマレーシア外務省とJICAが共同で第三国研修を実施しています。
今回の第三国研修は、研修実施機関であるCIASTが受け入れ機関となり、アフリカ諸国を対象に10名の研修員を受け入れて 次世代自動車のメンテンナンス・サービスに関する研修を行う予定です。研修概要は以下の通りです。
1.事業概要
-
事業名:
職業・産業人材育成教育能力強化
-
研修実施機関:
職業訓練指導員・上級技能訓練センター(CAIST)
-
研修期間:
2024年9月18日- 9月30日
-
研修場所:
CIAST Centre, Mardhiyyah Hotel & Suites (Shah Alam), Perodua HQ Rawang & Cameron Highlands.
-
対象国:
アフリカ諸国
(1 Ghana, 6 Namibia, 2 Tanzania & 1 Uganda)
- 概要:
本研修では、15日間の講義や実習等を通じて高電圧環境におけるメンテナンス時の安全作業手順の重要性を学びます。特にコモンレール・ディーゼル・システム(Common-Rail Diesel Systems)、エンジンマネジメントシステム (Engine Management Systems: EMS)、電気自動車およびハイブリッド車技術の基本的な概念に関する知識と技術を習得し、多様な診断ツールを用いたコモンレール・ディーゼル・インジェクション(CRDi)、エンジンマネジメントシステム(EMS)、電気自動車およびハイブリッド車(EHV)のトラブルシューティング手法を学びます。
2.関連イベント:
オープニングセレモニー
開催日:2024年9月18日
実施場所:Mardhiyyah Hotel & Suites, Shah Alam
クロージングセレモニー
開催日:2024年9月30日
実施場所:Mardhiyyah Hotel & Suites, Shah Alam
3. 問い合わせ先 :
JICAマレーシア事務所 Ms. Esther Cheng
Tel: +603-2166-8900
E-mail: JuneCheng.MS▲jica.go.jp
(※▲を@に変換)
JICAマレーシア事務所 江川 善二郎
Tel: +603-2166-8900
E-mail: Egawa.Zenjiro2▲jica.go.jp
(※▲を@に変換)
scroll