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第三国研修「アフリカ諸国向け貿易振興」の開催

2025.10.07

 JICAマレーシア事務所は、マレーシア外務省及びマレーシア貿易開発公社 (MATRADE: Malaysia External Trade Development Corporation)と共同で第三国研修「アフリカ諸国向け貿易振興」を2025年10月8日- 10月15日に開催いたします。

 第三国研修は、ある開発途上国において、他の開発途上国から研修員を受け入れて行われる研修をJICAが資金的・技術的に支援する技術協力の一種です。第三国研修の主な目的は、特定の分野における日本とマレーシアの経験を共有し、研修員が自国の様々な課題に対処する能力を強化することです。当地においては、マレーシア外務省が1980年からマレーシア技術協力プログラム(MTCP: Malaysia Technical Cooperation Program)を実施しており、1992年からマレーシア外務省とJICAが共同で第三国研修を実施しています。

 今回の第三国研修は、研修実施機関であるMATRADEが受け入れ機関となり、アフリカ諸国から12名(計9か国)の研修員を受け入れて貿易振興に関する研修を行う予定です。研修員の多くは自国の貿易振興を担当している政府職員となります。研修概要は以下の通りです。

  1. 事業概要

    (i)事業名:第三国研修「アフリカ諸国向け貿易振興」

    (ii)研修実施機関:MATRADE

    (iii)研修期間:2025年10月8日- 10月15日

    (iv) 研修場所:MATRADE, Jalan Sultan Haji Ahmad Shah, Segambut, Kuala Lumpur

    (v) 対象国:20ヶ国 (うち9か国の研修員を選出)

    1.アルジェリア, 2. アンゴラ3.ブルキナファソ4.カメルーン5.コートジボワール6.ジブチ7.エスワティニ8.エチオピア9.ガーナ10.ケニア11.リビア12.モーリシャス13.モザンビーク14.ナイジェリア15.ルワンダ16.セネガル17.南アフリカ18.タンザニア19.ウガンダ20.ジンバブウェ

  2. 概要:

 本研修は、研修実施機関であるMATRADEが以下の講義や視察等を通じて貿易振興に関するマレーシア及び日本の経験とベストプラクティスを各国の研修員に共有するもの。研修内容は以下の通り。

- マレーシア国産車製造会社プロトン社、マレーシア国営石油・ガス会社ペトロナス社、マレーシア投資・貿易・産業省、マレーシア貿易開発公社、マレーシア鉄道関連会社等への視察

- 再生エネルギ、デジタル・ハラル・エコシステム、道路構築、飲食業関連のマレーシア商社の講義

- JICA専門家による日本の貿易振興に関する講義

- 研修員によるプレゼンテーション(カントリーレポート及びアクションプラン)
  1. 関連イベント:


クロージングセレモニー

開催日 :2025年10月15日
時間 :16:00~19:00
実施場所:Tiara Rini Ballroom, Level 1, Royale Chulan The Curve, Petaling Jaya, Selangor

  1. 問い合わせ先:
JICAマレーシア事務所 
Tan Siew Chan所員
Tel: +603-2166-8900
E-mail: TanSiewChan.MS▲jica.go.jp
(※▲を@に変換)

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