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日本とマレーシア、JICA 技術協力を通じ新たな鉱業分野の協力を開始 ~持続可能な未来の創造へ:マレーシアと日本、 鉱物資源バリューチェーン分野で歴史的協力を始動~

2025.02.25

(クアラルンプール、 2 25 日)

 国際協力機構(JICA)とマレーシア天然資源・環境持続性省(NRES)は、鉱業分野における持続可能な取り組みの強化とバリューチェーン開発の高度化を目的とした技術協力プロジェクト「鉱物資源バリューチェーン構築のための能力強化プロジェクト」を開始します。

 NRESおよびJICAが2025年12月5日に署名した本プロジェクト実施のための「討議議事録(Record of Discussion)」に基づき、2月27日よりJICA専門家が現地での活動を開始します。本技術協力は、類似分野においてマレーシアと日本の間で初めて実施される技術協力であり、歴史的意義を持つ取り組みです。

 本プロジェクトは2年間にわたり、鉱物資源バリューチェーン全体におけるマレーシアの制度的・技術的能力の強化を主目的としています。世界的にグリーンエネルギーや責任ある調達への移行が進む中、本プロジェクトは環境の持続可能性と国際的なベストプラクティスの導入に重点を置いています。プロジェクトの円滑な実施に向け、JICA は日本の専門家チームを派遣し、マレーシア側の技術者と協働しながら能力強化を図ります。専門分野は、資源地質学、金属鉱床学、湿式分離工学、環境化学および環境地質学など、多岐にわたります。正式な活動開始は、2026年2月27日にプトラジャヤで開催される第1回合同調整委員会(JCC)会合となります。本会合では、関係機関および技術専門家がプロジェクト目標の共有・調整を行います。会合後は、2026年3月から実地活動および技術的なサイト調査を順次開始する予定です。

 JICA は、産業発展における環境配慮に一貫して取り組んできました。日本の高度な技術および経験を活用することで、本協力はマレーシア鉱業セクターの持続的な発展と環境保全の両立を促進します。また、強靭で持続可能な鉱物産業の形成に寄与することを通じて、長く築かれてきたマレーシアと日本の協力関係をさらに強化するものです。
                    
                        以上

マレーシア天然資源・環境持続性省( NRES )について

NRES は、天然資源、森林、環境保全の管理を担うマレーシア政府機関であり、将来世代のための持続可能な発展の実現を使命としています。

独立行政法人 国際協力機構( JICA )について

JICA は、日本の政府開発援助(ODA)実施機関であり、開発途上国の経済・社会の開発、復興、安定に寄与することを通じて、国際協力の促進や日本および国際社会の健全な発展に貢献することを使命としています。マレーシアに対する日本の ODA は1956年に開始され、インフラ整備や人材育成を通じて同国の発展に貢献してきました。

メディア問い合わせ先:

[名前]柴田芳彰
[役職/部署]社会基盤部資源・エネルギーグループ第二チーム
[メールアドレス]imgne▲jica.go.jp
(※▲を@に変換)

お問い合わせ:

国際協力機構(JICA)
マレーシア事務所(クアラルンプール)
メールアドレス: ms_oso_rep▲jica.go.jp
(※▲を@に変換)

別添

技術協力「鉱物資源バリューチェーン構築のための能力強化プロジェクト」概要

(1) 協力期間
議事録(R/D)署名後、JICA 専門家が着任した日から 2年間。
※専門家の着任は 2026年2月26日を予定。


(2)上位目標
重要鉱物資源の産業エコシステムに関わるマレーシアの経済バリューチェーンが強化される。


(3)プロジェクト目標
重要鉱物資源に係る調査及び開発計画策定能力の向上を通じ、開発手法が確立される。


(4)実施機関
天然資源・環境持続性省(NRES)マレーシア鉱物地球科学局(JMG)


(5)JICA 投入
a. 日本人専門家の派遣(資源地質学、金属鉱床学、鉱物学、資源開発工学、湿式分離工学、環境化学、環境地質学)
b. 日本での研修(鉱物学的・岩石学的研究分野、鉱物処理研究分野、鉱業政策研究分野)
c. 機材供与: 地質調査機材
d. 日本人専門家の活動に必要な経費

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