第三国研修「パレスチナの保健医療の復興に向けた研修」の実施
2026.07.21
JICAマレーシア事務所は、マレーシア外務省及びMERCY Malaysiaと共同で、パレスチナの保健医療分野での復興のために、パレスチナ保健省職員を対象とした第三国研修「Crisis Preparedness and Recovery – Strengthening Medical Healthcare Systems and Services: Medical Professionals and Allied Healthcare Specialized Training」を2026年7月20日- 31日にクアラルンプールで開催いたします。
ガザ地区を含むパレスチナでは 、長期にわたる紛争の影響により、医療施設の損壊や医療従事者・医薬品の不足が深刻化しており、救急医療、リハビリテーション、感染症対策、慢性疾患治療、心理的ケア等の膨大なニーズに如何に対応するかが課題となっています。限られた資源で保健医療サービスを維持するためには、医療システムのレジリエンス (※1)強化や緊急時対応能力の向上、地域社会との連携強化が求められています。
上記の課題に対応するために、今回の第三国研修(※2)では、マレーシアを代表する国際人道支援NGOである MERCY Malaysia が研修実施機関となり、パレスチナ保健省より9名の研修員を受け入れて、医療保健分野における危機対応と復興に関する研修を行います。
※1「医療システムのレジリエンス」:大きな問題が起きても、病院や保健所などの医療機関がきちんと働き続ける力」のことです。
※2「第三国研修」:ある開発途上国が他の開発途上国からの研修員を受け入れる研修をJICAが資金的・技術的に支援する技術協力の一種です。第三国研修の主な目的は、特定の分野における日本とマレーシアの経験を共有し、研修員が自国の様々な課題に対処する能力を強化することです。
当地においては、マレーシア外務省が1980年からマレーシア技術協力プログラム(Malaysia Technical Cooperation Program : MTCP)を実施しており、1992年からマレーシア外務省とJICAが共同で第三国研修を実施しています。
この研修概要は以下の通りです。