第三国研修 「アフリカ諸国の理数科教育向上を目指す研修」の実施
2026.09.23
JICAマレーシア事務所は、マレーシア外務省及び東南アジア教育大臣機構理数教育センター (SEAMEO RECSAM、所在地はペナン)と共同で、2026年9月23日より10月13日まで、アフリカ地域における理数科教育向上ため、アフリカ諸国の理数科教育カリキュラム担当および理数科教員を対象とする、第三国研修(※1)「STEM教育のカリキュラム革新:理数科教育のためのAIと先端技術による指導者能力強化」を開催いたします。この研修では、アフリカ諸国を中心とした教育関係者を対象に、STEM(科学・技術・工学・数学)教育におけるカリキュラム作成能力や教材作成能力の向上を目指します。
近年、多くのアフリカ諸国では、生徒の能力や成果をより重視するカリキュラムや教育手法の導入が進められています。しかしながら、多くの国では、政府のカリキュラム担当者や学校教員の能力不足が依然として存在しています。
こうした課題に対応するため、本研修はSEAMEO RECSAM (※2)を実施機関として実施されます。本研修を通じて、研修参加者は各国のニーズや国の状況に即したカリキュラムおよび教材の開発に取り組みます。また、カリキュラム開発やSTEM教育における教授・学習活動において、人工知能(AI)や拡張現実(AR)などのデジタル技術を活用するための実践的な手法についても学ぶことに加え、JICA本部から講師を招き、日本の算数・数学教育および理科教育改革の経験とカリキュラム改革の教室での実践について紹介します。
以上の活動を通じて、アフリカ諸国における STEM(科学・技術・工学・数学)教育における、研修参加者のカリキュラム作成能力や教材作成能力の能力向上を目指します。
※1「第三国研修」:ある開発途上国が他の開発途上国からの研修員を受け入れる研修をJICAが資金的・技術的に支援する技術協力の一種です。第三国研修の主な目的は、特定の分野における日本とマレーシアの経験を共有し、研修員が自国の様々な課題に対処する能力を強化することです。当地においては、マレーシア外務省が1980年からマレーシア技術協力プログラム(Malaysia Technical Cooperation Program : MTCP)を実施しており、1992年からマレーシア外務省とJICAが共同で第三国研修を実施しています。
※2「東南アジア教育大臣機構理数教育センター (SEAMEO RECSAM) 」:東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)は、東南アジア諸国政府間の教育・科学・文化分野における協力を促進することを目的として、1965年に設立された地域政府間機関です。また、RECSAM(Regional Centre for Education in Science and Mathematics:理数教育地域センター)は、SEAMEOが設置した26の地域センターの一つです。理科教育、数学教育および技術教育を専門分野としており、SEAMEO加盟国における教育の質の向上を目的として活動しています。
本事業概要は以下の通りです。
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