【プレスリリース】アフリカの経済成長を牽引:マレーシアが投資誘致の知見を共有
2026.10.05
JICAマレーシア事務所は、マレーシア外務省およびマレーシア投資開発庁(Malaysia Investment Development Authority: MIDA)と連携し、2026年10月6日から16日まで、第三国研修(*)「アフリカ諸国向け投資誘致」を実施します。本研修は、アフリカ諸国からの研修参加者に投資誘致に関するマレーシアの経験、政策、および優良事例(ベストプラクティス)を共有することを目的としています。
投資誘致は、アフリカ諸国における経済成長、産業発展、および地域統合を加速させる上で極めて重要な役割を担っています。近年、一部の国々では質の高い投資の誘致・定着に大きな進展が見られるものの、多くの国々では依然として、様々な課題に直面しています。課題の中には、体系的な投資家支援体制の不備、投資データの収集・モニタリング・分析能力の不足、地域バリューチェーンを支える競争力のある現地サプライヤーの育成不足、そして物流インフラや貿易円滑化施設の不十分さなどが含まれます。
こうした課題に対応するため、投資・貿易・産業省(MITI)の傘下で、製造業およびサービス業分野における投資促進・調整の中核機関であるマレーシア投資開発庁(MIDA)が、本研修を実施します。本研修では、アフリカ諸国から13名の政府関係者 (経済・投資政策を所管する省庁および投資に関する施策を実施する政府系機関の職員)を招き、効果的な投資促進戦略、投資円滑化、産業開発、民間セクターとの連携に関する実践的な知識や知見を習得するための研修を行います。さらに、10月14日には、JICA国際協力専門員(民間セクター開発)によるプレゼンテーションも予定されており、日本の投資促進に関する視点や経験が共有される予定す。
(*)「第三国研修」:ある開発途上国が他の開発途上国からの研修員を受け入れる研修をJICAが資金的・技術的に支援する技術協力の一種です。第三国研修の主な目的は、特定の分野における日本とマレーシアの経験を共有し、研修員が自国の様々な課題に対処する能力を強化することです。当地においては、マレーシア外務省が1980年からマレーシア技術協力プログラム(Malaysia Technical Cooperation Program: MTCP)を実施しており、1992年からマレーシア外務省とJICAが共同で第三国研修を実施しています。
研修概要は以下の通りです。
事業概要
事業名:アフリカ諸国向け投資誘致
研修実施機関及び研修場所:
Malaysia Investment Development Authority (MIDA)
研修期間:2026年10月6日- 10月16日
募集人数:13名
対象国:10ヶ国(ウガンダ、カメルーン、ガーナ、ケニア、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、ナイジェリア)
研修概要:
本研修は、投資誘致に関するマレーシアと日本の経験やベストプラクティスを共有することを目的として、研修実施機関であるマレーシア投資開発庁(MIDA)が実施します。参加者は、双方向型の学習や実践的なセッションを通じて、各々の投資誘致機関において活用・応用可能な有益な知識やスキルを習得するとともに、参加者間で国をまたいだネットワークを構築します。10日間の対面式研修には、以下の内容が含まれます。
(1) マレーシアにおける投資誘致の概要
(2) マレーシアの投資政策および戦略
(3) 現地企業および日系企業への視察
日本側の視点に基づく投資誘致に関する経験や、JICAによる投資誘致支援のアプローチについてのJICA専門家による共有セッション(講師:JICA国際協力専門員(民間セクター開発))
関連イベント:
オープニングセレモニー
開催日:2026年10月14日(水)
実施場所:Seri Pacific Hotel, Kuala Lumpur
問い合わせ先:
JICAマレーシア事務所
リタ所員
Tel: +603-2166-8900
E-mail: nazatulritha.ms@jica.go.jp
(※▲を@に変換)
JICAマレーシア事務所
アイマン シディキ所員
Tel: +603-2166-8900
E-mail: AimanSiddiqi.MS@jica.go.jp
(※▲を@に変換)