【マレーシアJICA海外協力隊の素顔に迫る!MY JOCV LIFE in JITRA】
2024.12.23
2024.12.23
マレーシアには教育・環境・
産業人材育成
・社会福祉支援など様々な活動を行う
JICA
海外協力隊員がいます。今回はそんな隊員の中からジトラにある重度障害児入所施設で理学療法士として活動する宮本さんに迫ります。
―マレーシアでの協力隊活動内容を教えてください
マレーシア北部クダ州のタイ国境に近いジトラという場所で、0歳から14歳の重度障害児入所施設において理学療法士として活動をしています。子供達の生活の質を上げるためにこれまでの日本での経験を基に同僚理学療法士や職員と協働しながら、子供たちがより過ごしやすくなったり、日々の生活がより楽しめるように日々試行錯誤しながら活動しています。
―協力隊員になろうと志したきっかけは何ですか
元々若い時に協力隊には興味があり、いつか海外に行ってみたいなと思っていました。一方で色々な職場で働く中で仕事が楽しく熱中している自分がおり、協力隊のことを胸に抱えながらもその時々の仕事を楽しんでいました。そんな中である時元協力隊の方と出会い、協力隊への思いを思い出しました。人生にできるだけ後悔したくないし人間いつ死ぬかわからないし、今行かなくちゃ!と思い立ち、思い切って踏み出してみたのがきっかけです。
―協力隊員になり自分自身が想像していた隊員生活とのギャップはありますか
協力隊に行く前にブログや本を読みながら、なんとなくマレーシアでの生活を想像したりもしましたが、結局完全には、想像ができませんでした。マレーシアに来てからはとにかく時の流れがゆっくりなことに驚きましたね。日本では目まぐるしく時が進むのに対してマレーシアはゆっくりのんびり。最初はこの時間の流れに戸惑うこともありました。が、今ではすっかり馴染んでいます(笑)
―協力隊での活動のやりがいや苦労はありますか
やりがい:
一番は子ども達の笑顔と変化ですね。ずっと関わってきた子供たちが笑ったり、声を出してくれるようになったり、座れるようになったり些細なことでも少しずつ成長が見られるととても嬉しくなります。また、配属先に赴任してから、日頃は関わりの少ないスタッフから突然「よく頑張っているよね」と声をかけてもらえた時はとてもうれしかったです。まじめにコツコツ積み重ねていけば、誰かがきっと見ていてくれるんだなとその時改めて気づかされました。
苦労したこと:
語学の習得に一番苦労しました。マレー語は勉強していましたがスムーズに使うことが僕にとってはまだまだ難しく、時には紙に書き出して伝えたいことをお願いしてみたり、翻訳アプリを使ったり。難しい中でも自分なりに工夫しながら積極的にコミュニケーションを取ろうと頑張ってきました。
―協力隊に応募しようか悩んでいる方々に一言お願いします!
やりたい!と思った時が何かのご縁。応募しようか悩んでいたら一度トライしてみてください!日本では絶対に体験できないような素敵な体験ができると思いますよ。
語り手:宮本 浩徳さん 聞き手:白浜 愛唯
※
JICA
海外協力隊
=JOCV
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