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11月26日、モルディブの首都マレにおいて「日本モルディブ祭り-輪-Your Cultures and One Peace」を開催しました。日本モルディブ祭りとは、様々なアクティビティを通し日本文化やJOCVの活動やについて関心を持ってもらうことを目的とした、代々モルディブJOCVの中で開催されてきたイベントの一つです。
現在モルディブでは16名のJOCVが活動しており、その内14人が各地方島で、2人が首都マレで活動しています。ボランティアが在住している島ではJOCVについての理解度が比較的高いですが、それ以外の島ではJOCVについて全く知らない人も多く、また若者の間では日本=アニメというような少し偏ったイメージを持っている人も少なくありません。
このような背景の中、今回はJOCV16名全員で、前半は五つの体験ブースを、後半は舞台発表を行いました。前半の五つのブースでは、書道、浴衣着付け、縁日、体育、JOCV活動展示の各ブースをそれぞれ催しました。
書道ブースでは、はじめに習字の基礎であるとめ、はね、はらいなどを紹介し、海、愛、祭などの漢字を書く練習を行いました。見事な筆使いで、素敵な作品を作り上げてくれました。
浴衣着付けブースは、二人のモルディブ人女性に着付けを手伝っていただきました。
このお二人は過去のJOCV日本語教師隊員の元生徒で、日本語を大変流暢に話されます。
子どもから大人まで、たくさんの方々が自分のお気に入りの浴衣を選び、ステージ上で写真撮影を行いました。
縁日ブースでは、輪投げ、ヨーヨー、けん玉、射的コーナーを用意しました。
特にヨーヨーは見た目の可愛さからも大人気で、ヨーヨーを手から下げながらブースを回る姿は本当の縁日のようでした。
体育ブースでは、日本の運動会をイメージし玉入れやデカパンリレー、大縄跳びに挑戦しました。子どもたちの歓声が会場を賑わせてくれました。
第二部の舞台発表ではバンド演奏、日本語講座を行い、フィナーレとしてJOCV全員でソーラン節を披露しました。またゲストとしてモルディブの伝統芸能であるボドゥベルチームを迎え、白熱した舞台を披露いただきました。
普段それぞれ任地の島で活動している私たちはなかなか会うことも難しく、全員で揃って準備を行う時間を取ることも難しい状況でした。また普段は分野ごとに分かれて活動することが多く、初めは全員で一つのものを作り上げる難しさも感じました。しかし隊員間での協力はもちろん、会場を提供してくださったYouth Centerの皆さんをはじめ、たくさんの方々の協力のおかげで今回無事に開催することができました。このイベントを通し、たくさんの人たちに支えられながら生きていると、改めて実感しました。このことを忘れずに、普段の活動も頑張りたいと思います。
2018年度4次隊 音楽
カーフ環礁 マレ
柿本 夏奈
書道ブース
縁日ブース(射的)
縁日ブース(ヨーヨー)
浴衣着付けブース
モルディブ人による着付け
体育ブース
JOCV活動展示ブース
舞台発表(音楽)
舞台発表(日本語講座)
ゲストのボドゥベルチーム
全員で楽しんだボドゥベル
モルディブJOCV
集合写真
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