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峯陽一所長によるモンゴルにおけるJICA チェア特別講義

2025.11.25

モンゴル国立大学オチルホヤグ学長との挨拶

概要
イベント名: 峯陽一所長による『モンゴルで人間の安全保障を考える』特別講義
開催日: 2025年11月14(金)
主催: モンゴル国立大学、JICA
場所: モンゴル国立大学

登壇者: 峯 陽一、JICA 緒方貞子平和開発研究所所長
主な参加者: モンゴル国立大学オチルホヤグ学長、日本研究講座学生約30名、大学教員、在モンゴル日本大使館近藤臨時代理大使

内容
11月14日、峯 陽一所長を講師に招き『モンゴルで人間の安全保障を考える』と題したJICA チェア特別講義がモンゴル国立大学にて実施されました。

講義にはモンゴル国立大学オチルホヤグ学長をはじめ、教員、講師、研究者、大学院生、大学生、モンゴル政府関係者、マスコミ等を含む総勢80名が参加しました。

講演の中で峯所長は、人間の安全保障の概念、人間の安全保障の要点として、一人ひとりからの出発(SPACE)、リスクとレジリエンス(TIME)、行動する(保護、エンパワメント、連帯)(ACTION)について説明しました。さらに、人間の安全保障はJICAのミッション及びビジョン上どのように位置づけられているかモンゴルで実施している事業を通じてJICAはどのように人間安全保障に取り組んでいるか視察した事業事例を参考に説明を行いました。

質疑応答では、移民に関する対立回避策や移民条約への加盟の是非、人権と人間の安全保障の違い、『レジリエンス』の日本語訳、日本の人間の安全保障に係る取り組みの好事例やこれまでの成果、モンゴルにおける人間の安全保障の指標の可能性、未就学児に対する教育のあり方、Z世代にみられる個人主義傾向や孤立化への対応、連帯を再構築する必要性、人間安全保障プログラムをモンゴル国立大学に設置する提案など、幅広い視点から活発な議論が交わされました。

JICAチェア受講生の質問している様子

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