JICAチェア講座「日本の母子保健公共サービスの紹介; パキスタンの医療を改善するための教訓は何か」
2024.11.25
2024.11.25
2024年11月21日、JICAとヘルス・サービス・アカデミー(HSA)共同主催によるJICAチェアの講座がイスラマバードで開催されました。同講座には、日本から東京女子医科大学の駒形朋子准教授をお招きするとともに、HSAのDr Maryam Sarfrazに講師として講演いただきました。また、当日は同セミナーにHSA助産学部の学生、開発パートナー、公的機関から多くの参加者を得ました。
JICAチェアの講座の目的は、専門分野の教育・研究に加え、日本の開発経験をその歴史や文化的背景を踏まえて学ぶことです。その活動の一つとして、日本から様々な分野で講師をお呼びする短期集中講座があります。今回は公衆衛生をテーマにした開催でした。
講演の中で駒形氏は、母子保健死亡率の低減に貢献した日本の公衆衛生サービスを紹介しました。Dr Sarfrazは、パキスタンの母子保健の現状を解説し、改善に向けた道筋を説明しました。パキスタンの母子保健分野における現在と将来のリーダーたちが日本の開発経験を学ぶとともに、大きな激励を受けた講座となりました。
講義をする駒形氏
集合写真
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