- 人口
- 約3,182万人(2017年10月推定値、ペルー統計情報庁)(日本の約4分の1)
- 面積
- 約129万平方キロメートル(日本の約3.4倍)
- 人種
- 先住民(インディヘナ)45%、先住民とヨーロッパ系の混血(メスティーソ)37%、ヨーロッパ系15%、その他3%
- 気候
- 太平洋沿いの海岸地域「コスタ」、山岳地域の「シエラ」、アマゾンの熱帯地域の「セルバ」の三つに分けられます。気候も地形も大きく異なるので、食事も地域によって異なります。たとえば、首都リマのある温暖なコスタ(海岸地域)では日本と同じお米を食べますが、シエラ(山岳地域)やセルバ(熱帯地域)ではジャガイモが主食です。
- 言語
- 公用語はスペイン語、ケチュア語、アイマラ語
人口の大部分はスペイン語を話しますが、山岳地帯の先住民の多くはケチュア語を話しています。アイマラ語話者は南部のチチカカ湖沿岸の地域に集中しています。
- 通貨
- ソル(1ソル=約33円(2018年10月31日現在))
日本でソルに換金できる場所は少ないので、米ドルに換えてから現地でソルに換えるのがよいです。
- 宗教
- カトリック
- 見所
- インカ帝国時代の首都だったクスコは、街全体が精巧な石造りになっており、世界遺産にも登録されている美しい街並みを楽しむことができます。このクスコから北西に約100キロ、ペルー国内で最も有名な観光スポットのマチュピチュがあります。アンデス文明には文字がなかったため、標高2400mに位置するこの空中都市について文献は残っておらず、未だに解明できない謎が多く残るミステリアスな遺跡です。また、最近日本でも人気の出てきたアルパカやリャマも、このような高山地域に行けば出会うことができます。
ナスカの地上絵もペルーの有名な観光スポットで、ツアーに参加すれば小型飛行機で上空から鑑賞を楽しむことができます。こちらの遺跡も多くの謎が残されており、描かれた目的にはさまざまな仮説が立てられています。
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