jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

JICA海外協力隊発足60周年記念式典が開催!PNGマラペ首相が派遣国を代表してメッセージ

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs
#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#6 安全な水とトイレを世界中に
SDGs

2025.11.14

JICA海外協力隊は、国際協力の志を持った方々を開発途上国に海外協力隊等として派遣し、現地の人々とともに協力し、異なる文化・慣習に溶け込みながら、草の根レベルで途上国が抱える課題の解決に貢献する事業です。JICA海外協力隊は1965年に発足し、ラオス・カンボジア・マレーシア・フィリピン・ケニアの5か国へ29名を派遣したところから始まり、2025年で60周年を迎えました。これまで農林水産、保健・医療、社会福祉、商業・観光等含む9つの分野、190以上の職種で、隊員の皆様がそれぞれの技術・経験を活かし、開発途上国の人々のために活動してきました。パプアニューギニア(PNG)には、1980年に最初の隊員が派遣されてから、今日までに800名を超える隊員がPNGの発展のために活動してきました。
 11月13日(木)、東京国際フォーラムでJICA海外協力隊発足60周年記念式典が開催され、天皇皇后両陛下をはじめ、国会議員や在京外交団、JICA海外協力隊帰国隊員、事業支援団体・個人等が参加しました。式典では、JICA田中理事長からの式辞に始まり、天皇陛下によるおことばや高市早苗首相(代読)、小渕議員(JICA議連代表)の祝辞が述べられました。その後派遣国99か国を代表して、パプアニューギニア独立国ジェームス・マラペ首相が祝辞を動画により届けました。
 マラペ首相からの祝辞では、派遣が開始された1965年は第二次世界大戦の荒廃からわずか20年しか経っていない時期にもかかわらず、日本が世界への愛を惜しむことなく、ボランティアという形でその思いを届けてきたと述べました。PNGでは1980年の派遣開始以降、学校やコミュニティ等の様々な分野で人々を支援し、PNGの発展に素晴らしい貢献をしてきたと称賛。また、コミュニティレベルで隊員が日本の倫理観、奉仕の精神、助け合いの価値を届けているとして、PNGの素晴らしい「友達」として感謝を述べました。
JICAは引きつづきJICA海外協力隊を通じて、途上国の発展に貢献していきます。
【60周年記念リーフレット】leaflet_60th.pdf
【記念動画】https://youtu.be/EOc1pXuvBeY 
【マラペ首相祝辞】 JICA Facebook Page

記念ロゴ

天皇陛下によるおことば

高市総理祝辞を代読する英利アルフィア外務大臣政務官

小渕議員(JICA議連)による祝辞

JICA田中理事長による式辞

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ