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南アフリカ共和国事務所のホームページへようこそ!
事務所長の松山剛士と申します。
南アフリカと聞いて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
アフリカ最南端の国、アパルトヘイトの歴史、アフリカ有数の経済大国、雄大な自然やサファリ、美味しいワイン、あるいは治安の課題を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
私は、南アフリカは多様性に富み大きな可能性を秘めた、魅力的な国だと思います。
様々な民族や文化が共存し、12の公用語が使われているこの国では、多様性の尊重を基本理念の一つとする先進的な憲法のもと、人々は異なる背景を認め合いながら社会を営んでいます。
また、豊富な鉱物資源に支えられた鉱業、自動車産業をはじめとする製造業、アフリカ有数の金融・サービス産業、豊かな自然や文化を生かした観光業などが盛んなアフリカ最大級の経済規模を誇ります。そして多くの日本企業が南アフリカをアフリカビジネスの拠点としています。
また、2011年にBRICSに加盟し、2025年にはアフリカで初めてG20議長国を務めるなど、国際社会における存在感を高めています。アフリカの声を世界に届ける重要な役割を果たしていると思います。
一方で、高い失業率や電力・給水などの基礎インフラの課題、そしてアパルトヘイトの影響に起因する深刻な社会格差など、多くの課題にも直面していますが、この国にはこうした課題を乗り越えようとする強いエネルギーがあり、より包摂的で持続可能な社会を目指す人々の熱意と挑戦があると感じます。
JICA南アフリカ共和国事務所は、2027年に設立30周年を迎えます。
この30年間、南アフリカ政府をはじめ多くのパートナーの皆様と信頼関係を築きながら、ともに挑戦し、ともに成果を積み重ねてきました。
現在は、基礎教育、職業訓練、カイゼン、スタートアップ支援、科学技術協力などの人材育成に取り組むとともに、給水や電力といった社会・経済インフラの整備を支援しています。また、誰一人取り残さない社会の実現に向けて、障害者支援や小規模農家支援などにも力を入れています。
さらに、南アフリカの経験と域内のハブとしての役割を活かし、地域機関への支援を通じて、他のアフリカの国々への発展につなげる広域的な協力も進めています。
JICAの強みは、人と人をつなぎ、組織と組織をつなぎ、知識や経験を未来へとつないでいくことです。そして社会課題の解決に向けた新たな動きを生み出し、その成果を人材育成や制度づくりを通じて持続可能な形へと発展させていくことを大切にしています。
南アフリカに加え、当事務所が兼轄するレソトとエスワティニにおいて、人々がより豊かで希望の持てる未来を築けるように、そしてアフリカ全体へ、その力と経験が広がっていくよう、皆様とともに歩んでいきたいと思います。
JICA南アフリカ共和国事務所のFACEBOOKでは、事業やイベントの報告を、ヒューマンストーリーとともに掲載しています。ぜひご覧ください。
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