ウガンダで第5回JICAチェアを開催しました
2026.04.23
2026.04.23
2026年3月25日、JICAウガンダ事務所はマケレレ大学において第5回JICAチェアを開催しました。今回は、国連訓練調査研究所(UNITAR)広島事務所長であり、あしなが育英会理事も務める三上知佐氏を講師として迎え、オンライン参加者を含め約200名が参加しました。
講義では、「荒廃から回復へ:戦後復興と持続可能な平和に向けた広島からの教訓」をテーマに、広島の被爆と戦後復興の経験をもとに、平和で持続可能な社会づくりに向けた示唆が共有されました。行政や教育、市民の取組を通じた復興の歩みが紹介されるとともに、復興とは単なる物理的な再建ではなく、人々の尊厳や社会のつながりを取り戻す取組でもあることが示されました。
講演する三上知佐氏
続くパネルディスカッションでは、マケレレ大学教授2名と、あしながウガンダ代表が登壇し、現代の紛争に対応するうえで、教育や対話、若者や地域社会の主体的な参加が重要であることが議論されました。また、女性のエンパワメントや若者支援を含む幅広い平和構築の必要性についても共有されました。
パネルディスカッション時の登壇者(写真左:マケレレ大学教授、写真右:あしながウガンダ代表)
当日は、ナチバレ難民居住区で活動するJICA海外協力隊員による活動紹介も行われ、現場での実践を学ぶ機会となりました。会場からは、被爆の記憶の継承や日本における平和教育に関する質問も寄せられ、参加者にとって平和について考えを深める機会となりました。
JICA海外協力隊員による活動紹介
会場の様子
ウガンダでのJICAチェアは今回で5回目となり、第1回からマケレレ大学と連携して実施しています。今回は、あしなが育英会・あしながウガンダの協力も得て開催しました。JICAは今後も、多様なパートナーとの協働を通じて、人材育成および平和構築分野への貢献を推進していきます。
集合写真