リベリア向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:同国農業分野初の技術協力プロジェクトでコメの生産性向上を支援

【SDGsロゴ】飢餓をゼロに

2021年1月8日

国際協力機構(JICA)は、1月7日、モンロビアにて、リベリア共和国政府との間で、同国で初の農業分野における技術協力プロジェクトである「小規模農家コメ生産向上プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本事業は、コメ生産量が国内で有数のボン州において、稲作技術の改善、改良稲作技術の普及、参加農家グループの活動強化、農業省のモニタリング・評価能力強化を行うことにより、コメの生産性向上を図るものです。

リベリアではコメが主食であり、一人当たりの年間コメ消費量は世界最大規模(日本の2倍以上)です。一方で、長年にわたり国内のコメ生産性が低く(1.3トン/ha)、コメ消費の6割を輸入に頼っています。現政権の中期開発計画では、食料安全保障や雇用促進の観点から、コメ生産の振興が戦略的に重要な活動と位置付けられています。小規模農家のコメの生産性向上に向けて、現地に適した稲作技術の開発と普及のモデル作りに取り組む本プロジェクトは、こうした現政権の方針やSDGs(持続可能な開発目標)のゴール2に貢献します。

また、リベリアは日本が主導する「アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)」(*)の対象国であり、本プロジェクトはCARDフェーズ2の目標であるサブサハラ・アフリカのコメ生産量倍増にも寄与するものです。

【案件基礎情報】
国名 リベリア共和国
案件名 小規模農家コメ生産向上プロジェクト
実施予定期間 2021年3月~2025年2月
実施機関 農業省地域開発研究普及局
対象地域 ボン州
具体的事業内容(予定) 稲作技術の改善、改良稲作技術の普及、参加農家グループの活動強化、農業省のモニタリング・評価能力強化を支援する。