ヨルダン向け無償資金贈与契約の締結:浄水場の設備・機材更新により、首都圏への安定給水に貢献

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2021年1月19日

署名式の様子

国際協力機構(JICA)は、1月18日、アンマンにて、ヨルダン・ハシェミット王国政府との間で、「ザイ給水システム改良計画」を対象として23億7,900万円を限度とする無償資金協力の贈与契約(Grant Agreement: G/A)を締結しました。

本案件は、ザイ給水システムにおいて、劣化した設備及び機材を更新することにより、故障や機能低下による給水量の低下を未然に防ぐとともに、エネルギー効率化と運転費用の削減等を目指すものです。本案件により、ヨルダンの自立的・持続的な経済発展を促すことが期待され、SDGs(持続可能な開発目標)ゴール6、13に貢献します。

案件の詳細は以下の通りです。

【案件基礎情報】
国名 ヨルダン・ハシェミット王国
案件名 ザイ給水システム改良計画(The Project for Improvement of the Zai Water Supply System)
実施予定期間 42ヵ月(詳細設計・入札期間含む)
実施機関 水・灌漑省水道庁
対象地域・施設 バルカ県ザイ地区(浄水場)及びディルアラ地区(取水地点及びポンプ場)
具体的事業内容(予定) ①施設整備/機材調達
ポンプ、モータ、バルブ、トラベリングスクリーンの更新等
②コンサルティング・サービス
詳細設計、入札補助、調達監理