アフリカのスポーツに関する国際的なプラットフォーム「Sport en Commun」への加盟-スポーツを通じてアフリカのSDGs達成を推進-

【SDGsロゴ】すべての人に健康と福祉を

【SDGsロゴ】1平和と公正をすべての人に

【SDGsロゴ】1パートナーシップで目標を達成しよう

2021年4月6日

国際協力機構(JICA)は、「開発と平和のためのスポーツ国際デー」である4月6日、フランス開発庁(AFD)が開設したプラットフォーム「Sport en Commun」(フランス語でSport in Common(共通のスポーツ)という意味)に加盟しました。

「Sport en Commun」は、スポーツを通じて、アフリカにおいて持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて取り組む人や団体のネットワーキング促進を目的に、AFDが2020年11月に開設したプラットフォームです。主にウェブ上で、加盟団体の活動及び人材・資金など連携可能なリソースの紹介やマッチング等を行っています。

スポーツは健康増進や人材育成に繋がるだけでなく、スポーツを通じて多様な人々が交流することで、平和な社会の実現や、障害者や女性等の社会参画の促進に貢献するなど、持続可能な開発の重要な鍵となると言われています。JICAは、1960年代からJICA海外協力隊の派遣等を通じてスポーツ分野での国際協力活動を行ってきました。

JICAとAFDは、2019年に第7回アフリカ開発会議(TICAD7)で共催したサイドイベント「アフリカの開発に果たすスポーツの役割」を契機に、スポーツ分野における連携を開始しました。今後は、「Sport en Commun」も活用しながら、アフリカにおけるスポーツを通じた開発の取り組みを情報発信・収集するとともに、加盟団体とのパートナーシップ強化を図り、アフリカにおけるSDGs達成に向けて貢献します。