スリランカ向け技術協力プロジェクト討議議事録の署名:持続可能なプラスチック廃棄物管理システム構築を支援

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#12 つくる責任、つかう責任
SDGs

2023.04.03

国際協力機構(JICA)は、3月29日、コロンボにて、スリランカ民主主義共和国政府との間で、技術協力プロジェクト「プラスチック管理能力強化プロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

世界的な課題であるプラスチックごみ問題に対して、スリランカ政府はUNEP(国連環境計画)、IGES-CCET(IGES-UNEP 環境技術連携センター)及び日本の環境省の支援を受け、2021年に「国家プラスチック廃棄物管理行動計画(2021-2030年)」を策定し、環境省中央環境庁にプラスチック管理センターを設立しました。

署名式の様子

署名式の様子

本プロジェクトは、プラスチックの管理に必要なデータベース及びモニタリングメカニズムの構築、プラスチック廃棄物削減に関する計画策定及びパイロット活動、プラスチック管理センターの人材育成などを実施します。これらの活動を通じて、持続可能なプラスチック廃棄物管理システム構築を図り、スリランカのプラスチック廃棄物の管理能力の強化に寄与するもので、SDGsゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、ゴール11(住み続けられるまちづくりを)、 ゴール12(つくる責任つかう責任)に貢献します。

案件の詳細は以下のとおりです。

案件基礎情報

国名 スリランカ民主社会主義共和国
案件名 プラスチック管理能力強化プロジェクト
実施予定期間 36ヵ月
実施機関 環境省中央環境庁
対象地域 スリランカ全土
具体的事業内容(予定) 1. プラスチック管理に関するデータベース及びモニタリングメカニズムの構築
2. 容器包装プラスチック廃棄物に関するアクションプラン策定
3. 使い捨てプラスチック廃棄物に関するアクションプラン策定
4. プラスチック廃棄物管理に関するパイロットプロジェクト実施
5. プラスチック管理センターの活動計画策定、人材育成

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